連日、雨の日が続き、晴れてほしいと願っていましたが、雨が止んだら猛烈な暑さです。

雨の降り方にしても、線状降水帯の心配をしなくてはならないほどで、晴れれば、熱中症になるような暑さ、調度良い気候というのがなくなってきました。

それでも佐世保は他よりはましなようで、今日は久し振りに、早岐瀬戸まで行ってみました。ハマボウの花がもう随分咲いていました。

 

 

★有川ひろの小説「キケン」を読みました。

 

 

成南電気工科大学という男子校の大学で繰り広げられるスリルと笑い溢れる小説で、なんだこれは犯罪すれすれではないのか、やばくないと思いつつ、引き込まれて、終わってみたら、学生時代、夢中になって没頭した日々だったという回想になっているのです。

 

主人公の元山高彦は入学した大学の「機械制御研究部」(通称・キケン)というサークルにもう一人の同級生、池谷 と一緒に勧誘されるのですが、入ってみて、驚くことばかりの毎日でした。

上級生の上野 直也(部長)が曲者で、小学生のころから火薬実験を繰り返して、危険なので、プレハブ小屋に住まわせられているという人物。大学のイベントでも爆発を起こしてしまったり、まさに危険な人物なのです。

もう一人、大神 宏明という副部長は怒り出すと、誰も逆らえない恐い先輩として、恐れられているのです。

そんなちょっと風変わりなサークルで、学園祭の時にラーメンの出店を出店するのですが、

本物のラーメン店顔負けのような本格的なラーメンを作りだす、その熱意とバイタリターに感動しました。部員たちも上野の要求によく従って、くたくたになるまで、よく働くのです。学園祭では一番の目玉で、みんな楽しみにしています。

始めは爆発物の描写で、なんかやばい小説と思ったのですが、ラーメンの話には、すっかり引き込まれてしまいました。

 

卒業後、何年か過ぎて、元山が奥さんに学生時代のその話をすると、奥さんが学園祭に行きたいと言い出すのです。卒業後、一度も学園祭に顔を出していなかった元山でしたが、行ってみると。後輩たちが、当時と同じ様に、おいしいラーメンを提供していて、当時のサークルの仲間たちも、学園祭に顔を出していたのが、わかるのです。

久し振りにサークルの仲間たちと会って、語り合うところで終わるのですが、青春はいいなあという気持ちが蘇ってくる小説です。

 

★章の初めに描かれている、徒花スクモ4コマ漫画のイラストがとてもよかったです。

 

 

 

 

 

さて、風景は雨の日が多かったので、あまり撮れませんでした。

 

 

 

 

 

紫陽花は年々、品種が増えて、色々楽しむことが出来ます。

 

 

田植えの済んだ田んぼの風景です。

 

 

 

 

早岐瀬戸はハマボウの花が咲いていました。

 

ヒメジョオンにベニシジミです。

 

ツチイナゴでしょうか。

 

アガパンサスは随分咲いていました。

 

ネムノキの花は今年はあまり見に行けませんでした。

 

ホタルブクロも種類が多いです。

 

小さいヒマワリも人気です。

 

クロコナマチョウは暗いところにいるので、こんな画像になってしまいます。

 

ハグロトンボ雌です。

 

 

ベニトンボです。

 

ヒメアカタテハです。

 

 

早岐駅の線路沿いに、クサギボタンがいっぱい咲いていました。

 

 

 

ネコさん達です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

★今回は斉藤和義の「ずっと好きだった」を弾き語りしました。

 

ずっと好きだった・夏

 

 

 

 

 

 

 

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