3月になりましたね。
一雨ごとに春が近づくと言いますが、このところ、一日おきくらいに雨が降っています。
アメリカのイラン攻撃は、許しがたい行為だと思います。なんでアメリカ人はトランプの行為を止めないのだろう。
そして、アメリカはなんで、イスラエルをあんなに優遇するのだろう。
イシグロカズオの「遠い山並みの光」を読みました。
「遠い山並みの光」は映画にもなったようですが、私は映画は見ていないので、本の感想だけ書きます。
イギリスの田舎で暮らす悦子(わたし)が主人公で、物語は戦争後間もないころの、イギリスと長崎が舞台です。
悦子はイギリスの田舎で一人暮らしをしていますが、若くしてイギリス人と再婚し、長崎からイギリスに移り住んだのです。
悦子とイギリス人の夫との間にニキという女の子が生まれます。が、最初の夫との間に生まれた景子という女の子(長女)もイギリスで一緒に暮らしています。しかし、景子は反社会的になり、同居が難しくなり、一人暮らしを始めるのです。一人暮らしのアパーとで、景子は首を吊って、自殺してしまします。
そんな景子の死を知った、ニキが悦子を訪ねてきます。
その時の親子の会話から始まり、悦子の長崎時代の追憶へと話が展開していきます。
長崎では、二郎という日本人の夫と2人で暮らしていました。夫の父親の緒方さんが遊びに来た時の出来事や、夫の性格など、描かれています。そして、佐知子という、なぞめいた女性と、その子供の万里子が登場するのですが、戦後間もないこともあり、佐知子には
アメリカ人の恋人がいて、アメリカに連れて行ってくれるというはなしだったのに、日本に残されたまま、彼だけが帰国してしまうのです。万里子は学校にもいかず、反抗的な子供で、アメリカ人の恋人を嫌っていました。
この小説は、詳しいストーリーが抜けていて、わざと書いていないと思うのですが、悦子が離婚をして、イギリス人と再婚した具体的な経緯が何も書かれていないのです。
読んでいくうちに、少しづつ謎が解けて、ストーリーが繋がっていくという不思議な感覚に陥りました。文章に書かれていないところは、読者自身が埋めていくという、初めての読書経験でした。
興味のある人は読んでみてもいいと思いますが、気に入るかどうかは、わかりません。
イシグロカズオの本は、何冊か読んだのですが、「遠い山並みの光」が一番掴みどころがない小説でした。
イシグロカズオは幼少のころまで、長崎で暮らしていたそうですが、その時の記憶も思い出しながら書いたのだと思います。
稲佐山や長崎の風景が登場します。
終戦直後のイギリスと長崎を舞台に書かれているのですが、話と話の繋がりが書かれていないため、読者が想像しながら読まなくてはならないのです。
日本人の母(主人公)とイギリス人の父の間に生まれたニキという少女が、同じくイギリスで一人暮らしをしている母の元を訪ねて、何日か泊まるのですが、その時に、母・悦子(主人公)はニキと会話しながら、過去を回想するのです。
回想の内容から、悦子はイギリス人とは再婚であり、長崎では、二郎という夫と2人で暮らしていたことが書かれています。そこに緒方さんと呼んでいる夫の父親が泊まりに来て、色々な話をするのです。緒方さんは、元教師で、戦後、教え子に緒方さんのことを批判した記事を発表され、とてもショックを受けるのです。戦前から戦後に変わって間もない時で、世の中の考え方がどんなに変わってしまったか、緒方さんの話を通して、よくわかります。
悦子さんの回想には、佐知子という謎めいた女性が登場するのですが、万里子という子供が1人いて、万里子は学校にもいかず、かなり変わった子供でした。佐知子にはアメリカ人の恋人がいて、アメリカに連れていってもらえることになっていたのですが、結局アメリカには彼1人だけ帰国することになり、佐知子親子は、神戸で迎えに来るのをまつことになったのです。
おそらく、書かれてはいませんが、捨てられてしまったのだろうと、読者は予測します。
二郎と離婚したことも、その後どうやって、イギリス人と再婚したのかということは何も書かれていないので、想像するしかありません。初めに出てくる、イギリスで自殺した景子という長女のことも、長崎にいたとき、妊娠していたのだから、二郎との子供だろうと思うのです。景子は長崎にいるときにも、今でいう「ひきこもり」のような状態にあったようで、その後イギリスで、イギリス人の父と母、悦子と3人で暮らすことになり、その後家を出て一人暮らしをするのですが、そのアパートで首を吊って自殺してしまいます。
これらの内容が、一部だけ書かれていて、あとは読者が想像して繋ぎ合わせるように書かれているのです。
本を読み終わったときには、なんだかぼーっとした状態で、その後何日も小説のストーリーを考えさせられる、初めての経験でした。
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先日、数か月ぶりに、平松へ行ってみましたが、虫たちにも会えなかったし、小鳥のさえずりも聞けませんでした。
まだ春の花は少しだけです。
平松の風景はこんな感じです。
ナンテンの実が生っていました。
椿の花もまだ咲いています。
黄スイセンが可愛いです。
スミレはもう咲いていました。
トウダイグサはだいぶ顔を出していました。
サルトリイバラの実です。
民家のしだれ梅がきれいです。
近所の河津桜は満開でした。
早岐瀬戸の方は、まだ3分咲き程度でした。
カンヒザクラも咲いていました。
春はそこまで来ています。
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★弾き語りは、今回はドリカムの「未来予想図Ⅱ」を載せました。聴いてください。
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★もう1つのブログ
春に聴きたいJポップ編・卒業式で歌う歌

















