摂食障害の回復は、ある意味、時間勝負です。
ですから、「焦り」はダメなことではありません。むしろ「焦り無くして、回復なし」だと考えます。
こんにちは。
摂食障害専門カウンセラー中村綾子です。
摂食障害の回復:「焦り」を感じるは、ダメですか?
摂食障害に限っていえば、焦り無くして、回復なしと考えます。
人生という時間が限られているだけではなく…
拒食症・過食症は長期化すればするほど、こじれて回復が難しくなるからです。
特に、今の時期、新年度ですから焦りますよねー。
もう●年生になったのに…
診断されてから、*ケ月も経過しているのに…
回復してきたと思ったら、また食べなくなった
過食していないと思ったのに、実は隠れ食いだった…
これら1つには当てはまる日々ではないでしょうか。
【焦りは必要】
その焦りを、回復にどうやってつなげるか?が、もっと大事なことです。
私は、焦りを感じる時こそ、「治り方」を見直すことをオススメしています。
お母様自身が、カウンセリングを受講される場合も、この順番を大切にしましょう。
超ざっくりご紹介すると、(1)~(3)になります。
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(1)相性のいい治療者と出会う
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*そのためには、治療者に求めるものをハッキリさせる(共感、アドバイス、期間…etc.)
*治療者と叶えたいゴールを決める(卒業、今よりマシになること、付き合って生きていく…)
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(2)身体の回復
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身体を診てくれるのは病院ですから、体重測定・血液検査などは必要です。
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(3)心の回復
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卒業をめざすなら、カウンセリングで摂食障害の原因を深堀し、原因を解決・改善することが不可欠です。
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いずれの場合もご自身で納得されていることが、とても大事です。
ご自分で決めた回復ゴールまで、諦めずモチベーション高く取り組むことが必要になります。
当オフィスの母親カウンセリングで卒業されたお母様方は、やはり根気強くあきらめなかった方ばかりです。
もちろん、人間ですから、気持ちが揺らいだり、あんまりモチベーションが上がらなかったり…ということはありますが…
それでも、正直に「今の気持ち」をカウンセリングでお話しされる方が、より早く卒業につながっている印象があります。
すこしでも回復イメージが沸きやすくなるかと思いまして、卒業アンケートを公式サイトには掲載しています(*掲載許可をいただいたアンケートのみですが)。
お嬢様の不登校と摂食障害、克服されたお母様の声をご紹介します。
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◆【卒業*摂食障害と不登校】お母様の声
娘が中学2年生の時から摂食障害の症状が出だし、不登校、昼夜逆転、家族との激しい対立などがありました…
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これまで受講されていた別のカウンセリングに抱いた【違和感】、そして、当オフィスのカウンセリングで新たなスタート。
たくさんの気づきと、諦めなかった成果です。
ご家族に大好評!
2/23出版しました!