【拒食症の回復】太った自分を受け入れてはいけない。 | 摂食障害は治る病気

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摂食障害(拒食症・過食症)は治る病気です。克服経験者カウンセラーと一緒に、摂食障害の卒業を目指しましょう。お母様のための摂食障害専門カウンセリング、受付中。

*ホテルステイにて。いい天気に恵まれました!

 

摂食障害専門カウンセリング・中村綾子です。


拒食症の回復方法、やっぱり勘違いしている方が多いようなので、あらためて「太ること」「考え方」についてお届けします。

 

 

少なくとも、私自身は「太った自分」を受け入れたことも、「太ったままでいい」と思えたこともありません。

そもそも、「太った自分」を受け入れようと考えたこともありません。

むしろ、「太った自分」を受け入れてはいけないと思うからです。

これは摂食障害専門カウンセラーとして10年以上、小学生~40代の摂食障害のご本人様とお会いしてきた【結論】です。

「太った自分」を受け入れてしまった場合…

【際限なく太るリスク】があるようです。

ですから、ご家族には

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・体重が増えたことを褒めない
・いつもより多く食べた時も褒めない
・ウソをつかない
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といったことをカウンセリングでは、繰り返しアドバイスしています。

では、「太った自分」を受け入れずに、どうやって回復していくのか?

コレが1番知りたいことがと思いますが、答はカンタンです。

【妥協と諦め】

です。

体型や体重よりも、【価値観】の話です。

痩せていなければいけない、という価値観
人より優れていなければいけない、という価値観
周りの人から褒められなければいけない、という価値観

などです。

摂食障害は【心の病気】ですから、体重だけを見ていても何も改善していきません。

むしろ、「体重だけに一喜一憂」してばかりいると、心の回復には【逆効果】になってしまうかもしれません。

回復のためには、価値観を変えること。
今の価値観に気づくことです。

同時に、今の価値観は昨日今日できあがったものではないはずです。

今の価値観は、これまで生きてきた年月の中ですこーしずつ出来上がってきたはずです。

生きてきた年月を言葉にして振り返ることで、その糸口が見つかっていくかもしれません。

目先の体重回復だけではなく、摂食障害のほんとうの卒業をめざすカウンセリング。

これまでの「生い立ち」からじっくり伺うことで、これまでの価値観とこれからの価値観のちがいが見いだせるかもしれません。

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*大半がお母様のみのカウンセリングです。
*お母様のみのカウンセリングで、お嬢様の摂食障害の卒業が期待できます。