今回は初めてチャレンジする方から酒粕愛好家の方まで、酒粕の魅力を再発見できる内容盛りだくさんでお届けします‼︎



🩵コスパ最強の食べるサプリ

酒粕の原料はお米、麹、酵母です。


発酵が終わった後にお酒の糖質やアルコールを絞った残りかすで、板状、フレーク状、ペーストタイプなどがあります。


効果はどれも同じなので用途で使い分ければ良いわけです。


酒粕は冷蔵保存ならほぼ傷むことはなく、1年以上保存可能です。


熟成タイプはお味噌と一緒で、さらに有効成分が多くなります。


時期によって酒蔵さんで売っていたりします。


わたしがストックしている

『千年盛り』さんの酒粕↓





🩵酒粕の活用法

最もシンプルなのは甘酒です。


私は砂糖を入れずにただ煮溶かしただけの酒粕を飲んでいます。


濃度も濃いめに作るとスープのようなまろやかな食感も楽しめて、体が温まります。



🩵酒粕の栄養素と効果

主な効果は腸内環境や冷え性の改善、美肌効果、生活習慣病の予防です。


酒粕は発酵によって作られるビタミンB群、アミノ酸、お米由来のタンパク質や食物繊維、オリゴ糖が含まれます。


またレジスタントプロテインという食物繊維と似た働きをするタンパク質が多いので、腸内環境を整えるのに役立ちます。


米発酵由来の美容成分も豊富です。


「α―E G」は麹の酵素が生み出す成分で肌老化を防ぐことが知られています。


コウジ酸やグルコシルセラミド始め数々の美肌成分が作られます。

まさに食べる美容サプリです💖


またβ-グルカンが食後血糖値の上昇を抑えコレステロール値を下げたり、S―アデノシルメチオニンは脳と心に働きかけ、気分を落ち着かせたり鬱や肝機能障害、関節炎予防などに役立ちます。


他にも血管拡張で冷え予防のアデノシン、血圧降下や感染予防、アレルギーその他様々な健康効果のある多種多様なペプチドが含まれます。


とにかく、まだまだお伝えしきれないほどの素晴らしい発酵食品なんです❣️



🩵酒粕ペースト

酒粕のアルコールを除いて、毎日採れるおすすめペースト


・酒粕作りたい分(200g)水同量。

・フライパンにちぎった酒粕、水を入れ、蓋をせずに火にかける。

・沸騰したらヘラで混ぜながら弱火で5分程度加熱。


アルコールは78.3℃で蒸発するため100度で沸騰する水と一緒に加熱すれば先にアルコールは蒸発します。


厳密には0.00%にするのは難しいですが、しっかり煮切ることで味醂を料理に使うのと同レベルになり、生理的な影響はほぼなくなります。


ただし、重度のアレルギーの方は控えてください


加熱で発酵菌、酵素が失活するのではと心配する方もいらっしゃいますが…


確かに加熱によって、発酵菌や一部のビタミンは失われるかもしれませんが酒粕の最大の強みであるレジスタントプロテイン(油を捕まえるタンパク質)や『食物繊維』、『酵母の細胞壁(免疫ケア)』は、熱にとても強く、煮立たせても壊れません。


ですので安心してアルコールを飛ばしてください。


アルコールを抜いて毎日続けることの方が、健康へのメリットは大きいです。

 


🩵酒粕と麹甘酒の違い

酒粕も麹甘酒もお米を麹で糖化させるところまで一緒です。


麹甘酒はそれで完成なので、ブドウ糖が多く甘いです。


酒粕はさらに酵母を加え、アルコール発酵をさせます。


その間に栄養素がさらに増え、ブドウ糖はアルコールになって絞られているので糖質が少なく、その分タンパク質が多いのが特徴です。


発酵の過程で作られる栄養素は酒粕の方が多くなるのはそのような理由からです。



💙酒粕ペーストのレシピ

・お湯で割って「発酵ライスミルク」

・味噌汁、スープに加えたり、ホワイトソースの代わりにも!


アレンジレシピ

【酒粕チャウダー】と【酒粕トースト】




【酒粕チャウダー】で使った洋風だし



 

アレンジレシピの作り方は、ぜひ動画をご覧くださいね✨



スーパーフード級の栄養の宝庫「酒粕」を毎日取り入れて、健康作りにお役立てください💖





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切って混ぜるだけの小松菜とゆずの浅漬けと、健康効果倍増のアレンジ2品ご紹介します✨


小松菜は野菜の中でも群を抜いて栄養価の高い野菜です。


特に骨の健康に必要なカルシウムや鉄が豊富に含まれますが、ゆずを足すことで最強の食べ合わせになります。


💚小松菜とゆずの旨み即席漬け



材料:

小松菜2袋、柚子1個、塩小さじ1、醤油小さじ1、鰹節1袋(3g)


作り方:

・小松菜は根本を切り落としてよく洗い、2cm幅に切る。


・ゆずは種以外実もふさも一緒に薄く刻む。


・ボールに材料を入れて混ぜ、保存袋に移して重しをかけ、しんなりしたら完成。



💛小松菜×ゆずが最強食べ合わせ




小松菜には牛乳に匹敵する量のカルシウムが含まれており、また牛乳には含まれない鉄を豊富に含む、野菜の中でも群を抜いて栄養価が高い野菜です。


さらに抗酸化作用が高く、免疫力を高めるβ-カロテンやビタミンC、葉酸やビタミンB群など微量栄養素もバランスよく含まれる、まさに健康と美容に最強野菜です!


そこにゆずをプラスすると、とってもお得な食べ合わせになります。


柚子のビタミンC・クエン酸と一緒だと小松菜の鉄やカルシウムの吸収率が飛躍的に向上するんです!


ゆずの香りとクエン酸で冬の疲れをリセットし、自律神経を整える効果も期待できます💓

 




・すりごま(鉄分カルシウム)を和える

・サバ缶(タンパク質ビタミンD)と和える


また、しらすやカッテージチーズと合わせても骨に良い組み合わせです💪


小松菜を効率よくお得に食べる知恵として、ぜひ動画をご覧いただき、お試しくださいね💝





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今が旬の柚子!

今回は血管を若返らせる、栄養学的に理にかなった『極上 柚子なます』をご紹介します。


冬の食卓やおせち料理に欠かせない『紅白なます』


さっぱりして美味しいですが、 『大根と人参を一緒に食べると、ビタミンCが壊れてしまう』


こんな噂を聞いたことがありませんか?


これ、実は半分正解で、半分間違いなんです。 

人参と大根はある『ルール』さえ守れば、最強のアンチエイジング食になります。 


確かに、生の人参には『アスコルビナーゼ』という酵素が含まれていて、これが大根のビタミンCを壊す(酸化させる)働きをします。


これが混ぜちゃダメと言われる理由です。


でもこの酵素には弱点があります。

それが「酸」です。 


お酢や柚子の果汁など、酸っぱいものと合わせると、この酵素は働きを止めるんです。


つまり、なますのようにお酢や柚子で和える調理法は、理にかなった方法なんですね。 


大根のデトックス効果、人参の抗酸化作用、そして柚子の血流改善効果。


これらを丸ごといただくことで、血液をサラサラにして『血管の大掃除』ができるんです!





☆大根、人参の皮はむかない

皮の下に一番栄養があるので、綺麗に洗ってそのまま使います。


βカロテンは体内で必要に応じてビタミンAに変換され、皮膚や粘膜を丈夫にしたり、視力の維持や、がん予防、免疫力アップ、アンチエイジングなど、美容と健康に役立ちます。


乾燥しやすい冬場のカサカサ肌対策や感染予防に有効です。


大根にはビタミンCや消化酵素、辛味成分のイソチオシアネートにより消化や解毒を助ける栄養素が豊富です。



☆柚子は皮とふさ、実も丸ごと刻みます。


ゆずの皮にはレモン果汁の4倍ものビタミンCが含まれます。


ビタミンCは毛細血管を拡張して血流を促したり、風邪予防に。


リモネンやシトラールという香り成分が交感神経を刺激し、血行促進や消化活動を活発にする働きがあります。


ゆずの苦味はヘスペリジンと言って末梢血管を強化する働きがあります。


ゴースト血管を防いで、体の隅々まで血液循環を助けるゆず、本当に寒い季節には積極的に摂りたいですね♪




☆良質なオイルで吸収率アップ

これが重要なんです!


人参のβ-カロテンは油に溶けるので、少し油を入れるだけで吸収率が劇的にアップします。

酸味がまろやかになって、上品な味になりますよ✨


詳しい作り方はぜひ動画をご覧ください✨



りんごと柿のもろみにごり酢






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この時期の免疫力アップに欠かせない食材は

きのこ🍄‍🟫です!


きのこはビタミンや食物繊維だけでなく、免疫細胞を元気にする特別な成分がたっぷり!


しかも、種類によって効果が全然違います!


今回は身近な5種類のきのこの栄養や効能と簡単で効果的な作り置きのご紹介です✨



🍄‍🟫きのこの効果

大きく3つのカテゴリーに分けてみました。


【最強の免疫力アップ】

まいたけ、しいたけ(β-グルカン、ビタミンDが豊富)


まいたけ

免疫細胞を活性化させるβ-グルカン、免疫機能の調整に役立ちカルシウムの吸収を助けるビタミンDがきのこ類ではトップクラスです。


しいたけ

椎茸特有のエリタデニンはコレステロール値を下げ、血液サラサラ効果。


レンチナン(βグルカンの仲間)が免疫細胞を活性化させ、抗がん作用も知られる成分です。


ビタミンDの前駆体・エルゴステロールは日光に当たるとビタミンDに変わるので、干し椎茸は生より10倍以上も増えるそうです。 



【疲れ・代謝アップ】

しめじ、えのき(ビタミンB群が豊富)


しめじ

オルニチンというアミノ酸が豊富に含まれます。


シジミに含まれるので有名ですがしめじにはシジミの5〜10倍も含まれるという研究結果があり、肝機能のサポートと疲労回復に役立つきのこです。


最近では睡眠の質を改善することも報告されています。


えのき

他のキノコには無い特有のエノキタケリノール酸が内臓脂肪の減少に役立ちます。


キノコキトサンは脂肪の吸収抑制と排出効果があります。


これらの効果を高めるには細胞壁を壊すことがポイントなので、ダイエットに利用したければ細かく刻む、冷凍すると効果的です。



【腸活・デトックス】

エリンギ(食物繊維、カリウム)


エリンギ:

2種類の食物繊維がバランスよく含まれ、細胞の成長や造血に関わる葉酸やカリウム、ビタミンDなどが含まれ、腸内環境を整えたり高血圧やむくみに有効です。





それぞれが固有の成分を持っていたり、共通する成分があるキノコですが、ブレンドすればさらに効果的なので、お好みのキノコを常に数種常備しておくと良いですね!


おすすめの保存法は天日に30分干してから冷凍保存です。

栄養価もアップ、栄養の吸収も良くなります。




🍄‍🟫効果的なレシピ

キノコの栄養と相乗効果になる食材を合わせた作り置き3品+アレンジ1品


【骨と免疫強化】

舞茸・椎茸とあみの卵焼き





【骨と疲労回復】

しめじと舞茸のチャウダー





【腸活・温活】

エリンギとえのきの生姜炒め




【風邪予防のアレンジ】

生姜炒めとブロッコリーのサラダ 





作り方はぜひ動画をご覧くださいね💖


きのこで免疫力アップして、この冬の風邪や体調不良を予防していきましょう💪✨


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動画内で使用した「洋風だし」「4種のきのこつゆ」はこちら↓



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1品でパーフェクトな栄養がとれる料理といえば鍋料理です❣️


作りたい時にすぐできる便利な冷凍鍋セットを作って、家にある調味料で10分煮るだけの4種類の鍋レシピです✨


冷蔵庫の余り物を再利用したり、乾物を活用しながら栄養満点の鍋セットををご紹介しますので、寒くなる時期の心強いアイテムにご活用ください。

                                          



  

⭐️鍋の栄養

野菜は白菜、キャベツ、青梗菜、小松菜、水菜などをベースに、牛蒡やにんじん、キノコ類、海藻、ネギ類などなんでも種類多く入れるのが良いです。


中途半端な野菜なども使い切っていきましょう。


大豆製品、海藻、野菜、肉類・魚介類、きのこ類、発酵食品などを意識すると栄養バランスが良くなります!

 




⭐️4種の鍋レシピ 

鍋つゆを買わなくても、身近な調味料で簡単に鍋スープが作れます。


タイプの違う4種は覚えておくと便利!

具材はお好みで!(約2人分のスープ)


味を見ながら調味料の量を調整して下さい。

締めには中華麺、ご飯、うどん、お餅など加えてスープもお楽しみください。




💚塩ニンニクスープ:

素材からの旨みが染み出す奥深い味に仕上がります!


水600cc、鶏スープの素大さじ1、おろしニンニク小さじ2、塩小さじ1〜2、ごま油小さじ2、冷凍鍋セット 






❤️ピリ辛ごま味噌スープ:

濃厚でコクのある美味しさ!

淡白な具材でもスープがしっかりしているので食べ応えあり!


水500cc、おろし生姜、おろしニンニク各小さじ2、すりごま大さじ4、味噌大さじ3〜4、鶏スープ大さじ1、豆乳1カップ、冷凍鍋セット、豆腐追加 




💛和風カレー鍋:

カレーのスパイスがアクセント!

和風だしがベースのお蕎麦屋さんのカレーうどんのような体あたたまる風味!


麺つゆ適量、水600cc、カレー粉小さじ2、おろし生姜小さじ2、冷凍鍋セット、落とし卵 






🧡イタリアントマト鍋:

トマトの酸味とお味噌のコクが、具材の旨みと溶け合う美味しさ!


水400cc、トマトジュース200cc、味噌大さじ3、出汁の粉小さじ2、冷凍鍋セット、チーズ






保存は冷凍庫で1ヶ月程度です。

お好みの具材でお楽しみください。


調理時間も手間も省ける栄養満点な冷凍鍋セットはこれからの季節に大活躍です✨✨


ぜひ動画をご覧いただいて、作り置きして下さいね💓



動画内で使用した

出汁の粉】【4種のきのこつゆ】は

こちらからご覧いただけます

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