「私と母の認知症物語」とは
エステティシャンである私が
母の認知症をきっかけに
過去の自分と向き合い
間違ったセルフイメージや思いこみ
自分を苦しめるルール
見てみないふりをしてきた感情を手放し
今の自分を見つめ直し
未来を創る日々を不定期に綴っています。
東京/新宿
かみやまよ
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もうこれ以上
私の人生の邪魔をしないで欲しい。
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これは、ほんの数ヶ月前、
母の介護が始まったばかりのころ
母が時間泥棒に思えて仕方がなかった
私の正直な気持ち。
母からの長文のLINEにうんざりし
昼夜を問わず、鳴り止まない電話には
私がノイローゼになりそうだった。
私は幼少期から母と噛み合わなかった。
母が、「歩くヒステリー」に見え
自分の感情を伝えるのではなく
吠えるだけの人。
かといって私には
母に口ごたえする勇気もなく
とっとと家を出て
精神的にも物理的にも距離を取り、
自分の心を守る選択をした。
感情の振り幅が激しく
真意が伝わりづらい母の変わりに
私が方々に電話したり
母が理解できるように、分かりやすい言葉で
説明したりしているうちに
私のコミュニケーション能力が上がった。
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説明が分かりやすい。
例えが上手い。
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といわれるようになり
仕事や子育てにも
生かせるようになった気がする。
認知症の母から学んだこと。
それは自分から心を開くこと。
何度でも何度でも
伝える努力をあきらめないこと。
現在の母は、
私と過ごす時間を楽しいと言い
そんな母を私は心から嬉しく思う🥳
私と母の心の氷河期が終わり
「なりたい私」に一歩近づけた気がします。
LINEまたは、ホームページより