こんにちは、原田文子です。今日は開業医の診療時間について。
診療所(医院・クリニックとも言う)の昼休みって長いと思いませんか?
一般的な診療時間ってこんな感じ。
午前の診療が12時30分まで、午後は3時から開始。
(画像はネットから拝借してます)
えーー昼休み2時間半?長すぎません?
一体開業医の先生ってこの昼休みに何しているんでしょう?
優雅にランチフルコース?それともずっとお昼寝しちゃってるとか?
(そういう先生も中にはいるかもしれないけど)、多くの先生方はいつもとても忙しいのです。
前提として、“午前の診療は12時半まで”としていても、延びてしまうものが常。12時半ぎりぎりに受付される場合は、診療が終わって会計するまで1時過ぎる事もざら。重症であれば、転送先の病院を見つけたり、紹介状書いたり・・・なんてしていたらあっという間に1時間以上は経過します。
また、お昼休みを利用して“在宅医療”を行っている先生も多いです。患者さんの家に往診しているのです。
お昼休みに行政関係の仕事を頼まれる事もあります。だいたい1時前後から開始される事が多く、午前の仕事が終わってすぐに役所に向かい健診などを手伝い、その後再び診療所に戻るって事もあります。
昼休みの時間、看護学校の講義が入る事があります。
体を鍛えるべく、ランニングや筋トレしている先生も知っています。
という事で、開業医の長い昼休みはけっしてサボっている訳でも、昼寝している訳でもないのです。
ですが、一般の方や患者さんから見たら“長い、長すぎる!お昼休み何やっとんじゃ‼”と思われても仕方ないと思います。
私は、OLさんやサラリーマンの方が昼休みを利用して受診出来たら嬉しいと思うのです。
という事で、私の診療所の診療時間は
8時~15時
に設定しようと思っています。おじいちゃんおばあちゃんは朝が早いので8時からオープン。出勤前にも寄れる時間帯です。そして昼休みは設けずに(簡単におにぎりを食べる程度)ノンストップで診療したいと思っています。それくらい忙しいといいなぁ。勿論、スタッフにはきちんと昼休みを取って貰います。