好きというだけで歌っていい | ソプラノ歌手中井文子オフィシャルブログ

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歌ったり教えたりしています⑅◡̈*

わたしは、

今まで、

人に批判されること、

人にダメだと言われること、

もうやめたら?って言われること、

私の歌が誰にも求められてないこと

に、

とてもビクビクしてた。


だけど、今では、こう思う。


それでもわたしは歌うと決められなくて

ぐずってただけだって。


決めるための出来事だったんだって。




今、お金がなくてやばいんだけど、

それさえも、

それでも歌うと決めるために

この状態を自ら作ったんだと思う。


こんなにもお金がないことは

生まれて初めてなんだけど、

そんな極限な状態ででも、

あなたは歌いますか?

と、問いかけられていた。




そんなにまでして、

歌うと決めたかった。


それほどまでに

わたしは歌が好きなんだ

と、認めざるを得ない。


こんなにも結果が残せてないのに、

こんなにも人に酷評されてるのに、

好きなんて恥ずかしくて言えない

って思ってた。


だけど、

そんなの関係なかった。


ただ好き。


それで良かった。



好きという理由だけで

歌っていいんだ。


歌いながらわたしは

自分を許していくんだなとも思う。






この前のステージで

オペラ座の怪人の

《Think of me》

を歌いました✨


途中からですがどうぞ🥰





クリスティーヌという女の子が、

代役で主役をやることになり、

歌う曲。


夏の2人の日々を

あなたの胸に心深く刻んで。


どうぞ忘れないで

2人の愛。



こんな感じの歌詞なんだけど、

クリスティーヌ自体は、

代役で1人スポットライトを

浴びる場面でもあるし、


クリスティーヌの幼馴染のラウルが

このクリスティーヌの歌を客席で聞き、

クリスティーヌに恋する場面でもある。



クリスティーヌは

何を思って歌ったのか。


わたしは、

代役で主役を努めた喜びと、

昔を懐かしんで

愛おしい気持ちで

歌っているのではないかと思った。



この後、

幼馴染のラウルと再会し、

恋に落ちる。


そんな未来を予言しているようにも

思う。



ドラマティックで

でも、純粋で。


とても清らかな曲です。


どうぞ、お聞きください✨