※ネタバレ注意!
インジェ集落から開始。
インジェの民に闇の領域での出来事を話して聞かせた主人公。
レリザ「常人には計り知れない経験をなさっているのですね。お時間のある時にぜひエルバーノ王にもお話申し上げてください。
ふふ…冒険者様、長い時間お話し続けでお疲れでしょう。少しお休みください。
私は兵たちとセラーラ台地へ赴き、一足先に方舟の捜索を始めておきます。では…」
レリザが行った後、主人公達がインジェ集落を歩いていると…
でも、色がちょっと違うような?
ぺルル「こっ、こここ、こいつ!山の上であんたを襲った…ふ、ふ、ふんぎゃーっ!!」
謎の生物「どした?何おどろいた?」
ぺルル「しゃっ、しゃべったあっ!!」
インジェ男性「叫び声聞こえた…何、物騒な事している?」
ぺルル「へ?」
インジェ男性「インジェ、ここに集まりだした頃、こいつ、崖の上から落ちてきた…」
謎の生物「あい!」
グリーシアの矢を感知してインジェはここに集まった…集まるのが早いのか、元魔晶の獣の落下がものすごく遅かったのか…?
ぺルル「あ、あんなおっきくておっかない姿で落っこちて来て、驚いたでしょうよ?」
インジェ男性「おっきくておっかない??こいつ、この姿で落ちてきた。」
謎の生物「あい!」
ぺルル「へ?」
インジェ男性「こいつ、おとなしい、雑用手伝ってくれる。だから、ここにいるインジェ全員で世話してる…
そうだ、長老からおまえたちに伝言。部屋、一つ用意した。自由に使え、と。」
謎の生物は主人公の顔を見るが…
謎の生物「あい?」
ぺルル「ん~…こいつ、落っこちて記憶をなくしてるんじゃ…それに怪物への変身のしかたもわからなくなってんのかしら…
ま、いいわ。とりあえず、用意してくれた部屋で一休みしましょ?」
そう言って部屋に向かおうとする二人だったが、何故か謎の生物も後をついて来る。
ぺルル「ななななんでついて来るのよお!?」
謎の生物「あい!一緒にいる、面白そう。ついてく!」
ぺルル「ね、ねえ、こいつ…あたいたちを見て、記憶が戻るって事はないかしら?
そしたら、もともとコエヌビアなんだから、また襲いかかって来るんじゃ…」
コエヌビアかどうかはともかく、この世界の生物でないことは確かなようだ。もしかするとトーラムの住人なのかもしれない。
だとすれば…しばらく静観する事にしよう。
SPADE黒「まぁ万が一襲って来ても、今のぼくなら大丈夫でしょー(*´-`)」
ぺルル「まじで!?…ん~、そりゃ、トーラムの事がわかるかも知んないけど…
んまあ、ついてくってのも一時の気まぐれかも知んないし…しばらく様子見るとしましょ!!あんた、名前は?」
謎の生物「あい?なまえ?しらない。」
ぺルル「なんてこった、名前も忘れてんの?
ん~、名前がないと呼びにくいから…
アノノ!うん、いい名前じゃん。
今日からあんた、アノノだからね。覚えとくのよ?」
キュール族式命名法!
アノノ「あいっ!名前、アノノ!」
ぺルル「う~ん、言葉ももうちょっとりゅーちょーに話せた方がいいわね…いいわ、荷物置いたら、あたいが言葉教えたげる。そんじゃ、行こ?」
そして、翌日。
アノノ「あいっ!おはよう、よく寝れた?いい天気だわよ。」
だ、“だわよ”って…
ぺルル「ふぇ?あぁ、おぁよ~…いやね、アノノに言葉教えたら、すんごい物覚えが早くてさぁ…
面白くなっちゃって…結局一晩中、ことばを教えちゃってた…ふわぁ~…」
アノノ「あいっ!どうよ、結構なもんでしょ?ふふふん♪」
何かいろいろ増えたような…
これカタコトだったのって、インジェから言葉を教わったからなのかな?
ぺルル「あによ?…だぁいじょうぶだって。ちょっとフラフラするけどぉ、歩いてるうちに目ぇ覚めるから~…
んしょ、じゃあレリザさんのとこに行きましょ…ふわあああ…」
アノノ「あーいっ!ちょとおっ、置いてかないでよ!あたいもいっしょに行くんだからあっ!!」
これ、しゃべり方というより性格もぺルルに似てるのでは…?
主人公とぺルルは、アノノと一緒にセラーラ台地へ向かう。
レリザ「お待ちしておりました…あら、その方は?」
ぺルル「え?あ、こいつ?その、いろいろあって連れて歩くことになっちゃって…」
アノノ「あいっ、あたいアノノ。よろしくね!」
ぺルル「ま、まあ、詳しい話は方舟が見つかった後でって事で…あたいたちも方舟探し始めましょ。」
そう言って捜索に向かう主人公達の後ろ姿を、レリザは見つめ続けていた…
そして探索を続けていると…
アノノ「あーいッ!!」
ぺルル「わーっ!!」
しかし、アノノは…
ぺルル「え?ええっ!?どゆこと?あいつコエヌビアじゃないの!?」
とりついていたコエヌビアがすでに消滅したか、アノノの身体から逃げたのだろうか…
アノノ「あい?あによ?」
主人公とぺルルは探索を再開する。
その端で、レリザはアノノを静かに見ていた…
さらにセラーラ台地を探索していると…
ぺルル「ちょとあんた、どこいくのよ?」
アノノの後をついて行くと。
アノノ「わぎゃぎゃぎゃぎゃ!あそこ、あそこ!何かあるよ、見て、見てっ!!」
しかしその先に、怪物に襲われる人影が!
ぺルル「あああ悪霊~っ!わぎゃぎゃぎゃぎゃ~っ!!」
アノノ「フーッ!!あたい、こいつらの気配、嫌い!!」
襲われている人を助けるため、主人公はモンスターを討伐する。
なお、幽霊関係だからなのかぺルルは参戦してくれない。
レリザ「悪霊に襲われていた方、大丈夫ですか?お怪我は?」
女性の声「ええ、大丈夫です…!?その声は…やっぱり!レリザではないですか!」
レリザ「アローヌ…アローヌじゃないの!」
アローヌ「あなたは…以前、寺院でお会いした冒険者さんですね?お久しぶりです!
ご活躍はレジストルの隠密部隊や旅の商人の方々から伺っていました。凄い方だったのですね。
何か私に聞きたい事がおありのようですね?質問して頂ければお答えしますが…」
→なぜここへ?
アローヌ「実は先日、行方不明になられた寺院の修行僧の方たちが、セラーラに向かうと書き残された記録を発見しまして
旅をして来たのですが、この辺りで何か不穏な気配を感じ調べようとした途端、先ほどの怪物に…」
→レリザとはどういった知り合い?
アローヌ「私、寺院に行く前はエル・スカーロで法術を学んでおりました。
レリザは同じ法術を学んでいた友人で、その頃からエルバーノ王の密偵として活躍するくらい優秀でした…」
→滅びの寺院を留守にして大丈夫?
レリザ「そうよ、あなたが出歩いたら寺院が無人になって、プルミエルジェムが奪われる恐れがあるんじゃないの?」
アローヌ「ご心配には及びません。レジストル隠密部隊のシピウォン隊長が留守の間の警護を引き受けてくださったのです。
そうでなければこんなところまで足を延ばす事はできませんよ…」
初対面の時はピリピリしてたけど、今じゃ留守を頼めるくらいに信用してるのか。
→特に質問はない
ぺルル「ねえ、アローヌさんの言ってる消えた修行僧の人たちって、方舟に何か関係あるんじゃない?
だって、まったく別な謎が二つ、同じとこにあるなんて偶然にしてはでき過ぎっしょ?
考え込んだって答えは出ないわよ。アローヌさんの件はここいらじゃなかったっぽいから、あたいたちの探し物の方へ行ってみる事にしましょ?
はいはいはい、おしゃべりはそこまでね。とりあえず方舟探しを再開するわよ。
アローヌさんの件は、方舟が見つかった後にあたいたちもお手伝いするって事でどう?」
アローヌ「わかりました。優先度の高い件を解決する方がいいでしょう。方舟探し、お付き合いいたします。」
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アローヌさんと友人だったレリザさん。
再会を喜び合っている二人を見ていると何だか安心しますが、でもやっぱり怪しいそぶりを見せるんですよね…
目の辺りで赤く光るのは、スカーロ街郭で初めて会った時もありましたね。
あれは何なんでしょうか…
光るといえば、アノノの額にある赤い石。
あれは方舟を感知して光ったのか…?
謎が深まる回でした(*´-`)
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