〈第9章〉7.転移装置と言う遺産 | ~トーラムメモ(オルクス兼)~

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【注意】
・主にシナリオの感想・考察・NPCまとめになるため、倒し方とかの攻略系は有りませぬm(_ _)m

※ネタバレ注意!






出口はこちら↓

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ディキット地区から開始。
SPADE黒「兵達にワープチケット支給したら?」

ガラドール「むう…効率は悪いが、我々が通って来た道を使って、徐々に呼び寄せるしか今のところは手がないか…」

海路が無くなった今、エルデンバウムと行来できる手段はたった一つの橋のみ。
これ落とされたらどうするんだろ…?

「お待ちください。まだ増援を迎え入れる方法はあります…」

ぺルル「トリエル…じゃなかったトリエットさん!!どうしてここへ?」
2年3ヶ月ぶりのトリエットさん!
バルフトとは一緒じゃないのか…

トリエット「しかし、なかなか兵の増援を受けられず、お困りの様子ですので、微力ながらお助けしたいと思いまして…」

ガラドール「ルフェナス家のご令嬢、お志はありがたいのですが、あなた様お一人では、さしたる兵力の増強には…」

トリエット「私が兵力と言うわけではありません。これから私と共に、この先にある旧ルフェナス邸跡に行ってほしいのです…」

ぺルル「ルフェナス邸…ってアルティメアにあったあのお屋敷以外にもあるの?」

トリエット「ええ…もともとルフェナス家の屋敷は、ダルカン王国創建時にエルデンバウムの上に建てられたのですが、手狭になったため、エルデンバウム近くの丘陵に新たな屋敷を建てました。
それがあなたたちの見た現在のルフェナス邸で、大変動によってアルティメアの中へ移動してしまったのです…」

エルデンバウム自体はバラバラになったわけではないため、旧ルフェナス邸跡はエルデンバウムに存在している。

トリエット「先日、古い文献を読んでおりました際、我が先祖デルツォンの発明品の中に、人や物を離れた場所へ送れる転移装置なるものがある事を発見しました。
それを使えば、増援の兵士を海路で派遣するよりも、エル・スカーロから直接、敵の攻撃を受けることなく安全かつ迅速に送り込めます!」

デルツォン辺りのエピソードはイルーナ時代のシナリオチェキだ。かのフューネヴィンデの使い手ディエットの子孫トリエット…
この家は名前にeットって付けたがるの?(笑)

ラウレラス「なるほど…そして、その転移装置があるのが旧ルフェナス邸と言うわけですね?」

トリエット「はい、デルツォンの発明品は、旧邸跡の地下に置かれたままなのだそうです。装置を作動させるため、私と共に行っては下さいませんか?」

ガラドール「海路による増援の受け入れが不可能になった今、転移装置を作動させることが増援兵力を一気に運べるかどうかを左右する…
わかりました!行きましょう!!ゴンドラム、装置の修理が必要になるかも知れん。おまえも来てくれ!」

ゴンドラム「Okay!見たことない機械だから扱えるかわかんないけど、やってみるっきゃないか!!」

一行は旧ルフェナス邸跡へ向かう。
アルティメアにある現ルフェナス邸より敷地面積広くない??

ガラドール「わかりました。みんな!ただちにかかってくれ!!たぶん巧妙に隠されているだろう、見落とすなよ!!」

地下への入口を探していると。
さっすがぺルル。こういう隠された物を見つける事に長けていらっしゃる。

一行はデルツォン研究所区画・最奥部へ向かう。

ぺルル「あによぉ、転移装置なんてないじゃない!」

ガラドール「待て!あれを見ろ!!」

ガラドールが指さす方を見てみると…
SPADE黒「あのドロドロブヨブヨにさわると死ぬぞ!」

ガラドール「とりあえず装置を先に探す。奴と距離を取って進むぞ。」

まぁ、アイツ動き遅いしな。
トリエットはデルツォンが遺した文章を見つける。
ヨーク愛用のメモ用紙の色違い(笑)
上の建物あんななる程時間が経ってるのにキレイに残ってるこの用紙凄い…!買いたい!
文章の内容はイルーナシナリオだ。

トリエット「ここに悔い改めし証として、人々を守り、救うための装置を残す。将来、エルデンバウムが危機に陥った時、この装置によって多くの人が救われん事を…
ご先祖様、あなたの企図(きと)された使い方とは少し違うかも知れませんが、ダルカンの民とエルデンバウムのために使わせて頂きます!」

ぺルル「けど、装置が見当たらないじゃん…」

ゴンドラム「Wow!なんてこった!みんな、あれを見ろ!!」

そうしているうちに背後まで迫っていたボール・コエヌビアは、巨大な怪物に姿を変えて装置の前に立ちはだかる!

ラウレラス「どうやらこいつもあの機械が何なのか知っているようだね。機械にとりついて動かそうとしてたんだろう…」
ガラドール「こいつを倒して、装置を作動させるぞ!」

レピュトンを討伐。
SPADE黒「ぼくの復活の雫はおいしかったかい?」

ぺルル「この装置、かんなり古いけど動くのかしらん?」

トリエット「我が祖先を信じて…いきます!」

トリエットが機械を作動させると、装置から光の柱が発せられる。

ぺルル「すごいすごい!!動いたじゃん!」

ラウレラス「あの光の柱に入れば、離れた場所に転移できるって事か…」

ゴンドラム「で、誰が入ってみる?」

ぺルル「あ、あたいは遠慮しとく…キ、キュール族が通れてもエルフ族やヒューム族が通れるかどうかはわからないでしょ?」

それを聞いた主人公は、自ら光の柱に入って行こうとする。

ガラドール「君はストレイエでありながら、君は十分我々の力になってくれた。これ以上、君に頼るわけにはいかん!私が入ろう!」

ラウレラス「あなたがいなくなったら、誰が指揮を執るんです!?それなら、副長である自分が行きます!!」

ゴンドラム「…えーと、この場合、俺が副長の代わりに…って言った方がいい…のかな?」
突然始まるダチ○ウ倶楽部のコント(笑)

ゴンドラム「Wow!止めねーのかよ!!」

トリエット「私が行きます…」

ガラドール「いかん!この装置の事を教えてくださった恩義ある方を!」

ラウレラス「まずは貨物を送って見れば…」

トリエット「この装置は私の祖先が作ったもの…子孫である私が試すのが筋と言うものでしょう…」

トリエットは光の柱へ入っていく。

ゴンドラム「Hey、ど、どうなったんだろう?」

ぺルル「ね、ねえ、トリエットさん、無事にエル・スカーロに転移できたのかしら?」

トリエットが戻ってこない限り、確かめようがない…
SPADE黒「ワープチケット使って確かめに行こうか?」

その時、光の柱からトリエットが戻って来た。

ぺルル「トリエットさん!!」

ゴンドラム「Woo-hoo!!やった、転移装置成功だ!!」

すると、トリエットに続いてエルバーノ王も光の柱から現れる。
エル・スカーロの方には転移装置は無いのに、一体どういう仕様なんだろう…

ぺルル「えっ、えええっ!!王様!?」

ガラドール「エ、エルバーノ王!!なぜ転移装置から!?」

エルバーノ王「…無事に転移装置が作動したようだな…暗雲の中の一条の光明とはこの事かも知れぬ…
冒険者よ、誠にすまぬのだがこの転移装置を使って、至急、砂礫の段丘の先へ向かってはもらえんか?」

SPADE黒「砂礫の段丘の先!?あの何年も放置されて風化しかかってたあの!?」

ゴンドラム「What!?」

ぺルル「ファッ!?やべ、また移っちゃった…」

ぺルル、それはWhatとはまた違うやつに聞こえちゃう…(笑)

ガラドール「エルデンバウム奪還まであと少しと言う時に一体…」

エルバーノ王「それも重々承知しているのだが、危急の厄災がエル・スカーロに迫っているのだ!」

ラウレラス「エル・スカーロに!?どういう事なのです!?」

エルバーノ王「辺境地帯を警戒していた兵から、砂礫の段丘先にある砂漠に強大なコエヌビアが出現し、手下となる怪物の数を増やしながらエル・スカーロ方面へ進撃を開始した、との報告が入ったのだ。
エル・スカーロ守備隊の精鋭と、そなたたちも知り合いのバルフトが迎撃に向かってくれているそうだが…」

トリエット「バルフト!?バルフトがそんな所に!?」

ん?トリエットさんはバルフトの動向を知らない…?

エルバーノ王「むっ?どうかしたか?」

トリエット「え…いえ…」

エルバーノ王「進撃してくるコエヌビアは、おそらくエルデンバウムが攻略される前にエル・スカーロをせん滅するつもりなのだろう…
エルデンバウムを奪還できても、そこに戻るべき民が滅びては、何の意味もなくなってしまう…
…それに、コエヌビアと戦う術を一番よく知る者はそなたしかいない…転移装置があるとはいえ、無茶なのは重々承知している…
それでも私としてはあえて依頼せねばならん!砂礫の段丘先の砂漠へ行ってはもらえんか?」

ぺルル「国を作るのは民…それをわかってる王様を戴(いただ)いてるエルフの人たちって幸せだわね…
あたいたちだってエルデンバウムを取り返したって、人が戻って来ないんじゃ無駄足も同然だもん。ちょっちしんどいけど…行く?」

頷く主人公。

ガラドール「それならば、我々も…」

ぺルル「いやいやいや、みんなはエルデンバウム攻略の準備を進めといてくれなきゃ!
あたいたちが戻ってきたら、すぐ出発する事になるんだからね!!」

なんか最近、主人公よりアグレッシブになってきてない?こんな戦闘狂だったっけ(笑)

ゴンドラム「Geez…コエヌビア退治から戻って来てすぐにエルデンバウム奪還に出発する気かよ…」

ラウレラス「わかった!君たちが戻って来るまで準備を進めておくよ。その代わり、戻ってきたらすぐに出発だからね!!」

さっそく出発しようとする主人公を、トリエットが呼び止める…

トリエット「すみません、バルフトの事なのですが…彼を…止めていただけませんか?」

ぺルル「へ?」

トリエット「バルフトは私どもの前から姿を消したきり、先ほどエルバーノ王に伺うまで行方が分からなかったのです…」

ぺルル「なんですと!?」

トリエット「アルティメア宮での戦いの後、一度戻っては来たのですが、ふさぎ込んだ様子で…」

ぺルル「あ~…そりゃぁ、無理ないとは思うわよ…辛すぎる別れもあったしねぇ…」

バルフトはあの時大切な人を二人もなくしてるからな…

トリエット「はい…それが心配なのです。道しるべとなる多くの人々を失い、バルフトが自暴自棄にになって、みずから死地におもむこうとするのでは…と。
ですから、戦いで彼がそのような行動をとるようなら止めてほしいのです。」

ぺルル「わかった。そう言う事なら意地でも止めたげるわよ!任せときなさい!!」

END
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以下、感想。

今回、物語が大きく動きましたね(*´-`)

まずは、トリエットさんとの再会。
アルティメアの騒動以降は何をしているか分からなかったですが、ご健勝のようで何より。
父の容態は良くなったのでしょうか?
兄の捜索(バルセット?)は?

ただ、バルフトの方が心配ですね(T_T)
師と想い人を同時に失った心の傷は、トリエットさんでもどうする事もできないのでしょうか…
とはいえバルフトさんの性格からすると、トリエットさんの存在が最後の支えになって踏み留まってそうだと勝手に思ってますが(願望)

そして、イルーナでお馴染みデルツォンの遺した装置が役に立ったようですね~
装置自体は研究所にしかないけど、転移先からこちら側にワープする事もできるとは…
どういった仕様なんでしょうね(*´-`)
道的なのが開いた状態になってるとか…?
でも「ワープチケット」使ったら一発なような…
アレってトーラムに実際にあるアイテムってわけではないのですかね?
ワープアイテムなら雑貨屋でも買えるのに…
トーラムの技術水準をはかりかねてます(笑)

そして、ついにエルバーノ王がエルデンバウム入りしました!
それほど、エルデンバウム奪還が進んでるのだと実感できます。
エルバーノ王自身も、実際にエルデンバウムに降り立つ事で手応えを感じたのではないでしょうか…

しかし、最後の最後でまたエルデンバウム奪還はお預けのようです。
コエヌビアの侵攻がエル・スカーロに迫っているとΣ(゜Д゜)
エル・スカーロ自体は元々頑丈な造りだし、ポトロさんの改築で防衛力も上がっているため、そう簡単には制圧されないと思いますが…

次回はどうやら、砂礫の段丘の先にある砂漠のようです。
ということは、ついにあの放置されていたポータルが開放される…!?

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