〈第8章〉8.種の神殿で待つ者 | ~トーラムメモ(オルクス兼)~

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【注意】
・主にシナリオの感想・考察・NPCまとめになるため、倒し方とかの攻略系は有りませぬm(_ _)m

※ネタバレ注意!




出口はこちら↓

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種の女神の神殿から開始。
ぺルル「なんか小さいけど、あれも神様の神殿?」

アロル「あっ!!あれは…やっぱりそうでした。種の女神、スピーシア様の神殿だけ別に建てられていたんです!碑文の記述どおりですよ!」

ぺルル「…種の女神を知らない?あたいも知らない。あんた、教えてくんない?」

アロル「知らないって…一番僕たちに関係のある神様なんですよ!?」

ぺルル「だから何?」

SPADE黒「だから何。」

アロル「いいですか!?種の女神スピーシア様と言うのは、僕たち人間や動物、植物…この世界に生きているすべての生命を生み出された方なんです。
とても美しい方だったようで、スピーシア様を巡る男の神様たちの恋のさや当てが原因で神々の戦いが起こったそうなんです。」

厳密に言えば、その根源は元祖黒い結晶のシアナスだったが。

アロル「その戦いで多くの生命が犠牲になった事を悲しまれて、スピーシア様は自ら命をお断ちになったと言われているんです。」

「あらぁ?本当…母様の言うとおり人間が来たわ…」
イルーナでお騒がせしてたゼーレちゃん(*´-`)
ちょっと大人びたけど可愛さ倍増…!
あと太もm

ぺルル「スピーシア様の娘って言うけど…その服装見ると、そうは思えないんだけど?」
!?(*´∀`)可愛いすぎるぞコノヤロっ(*´-`)
ギャップ萌えってこれの事かしら…
この子の表情ものすごくコロコロ変わる…

ゼーレザウガ「これでもふだん着てる服に近くなるように直したの…って、何言わせるのよおっ!」

吹っ飛ばされるぺルル。

ぺルル「なんかでたぁ~~~っ!!」

アロル「スピーシア様のご息女と言うのはいったい…」

ゼーレザウガ「コホン…種の女神である母は、神々の戦いのさなかに自ら命を絶つまでの間、さまざまな生命を世界に生み出しました。私もその中の一つだったのです。
しかし、私は不完全な生命体として生まれてしまい、しかも私が生まれた直後に母はいなくなってしまいました…
それ以来、残された私は母に捨てられたと思い込み、生命の力を吸って生きる怪物として人間を脅かしておりました…
しかし、そんな私をある一人の人間がいさめてくれ、こちらの世界よりも高次元の世界ノイエヴェルの住人となっていた母に引き合わせてくれたのです。
そして、私は母の娘として怪物からノイエヴェルの住人となり、母の使者としてノイエヴェルとこちらの世界を行き来するようになった…と言うわけです。」

ぺルル「そ、その話、リャノ婆から聞いた事ある!!単なる昔話として聞いてたけど、本当にあった事だったんだ…で、あんたがその怪物だったと…ふ~ん。」

ゼーレザウガ「え、やだ!だから、あの時は不完全だったからいろいろイケてなかったのぉっ!だからぁ、そんな目で見ないでっ!!」

ぺルル「と、ところで、さっきあんたが言ってた『母様の言うとおり人間が来た…』って、あたいたちが来るの知ってたの?」

ゼーレザウガ「ええ、母が…母は、この遺跡に人間が来るので伝えて来てほしい、と伝言を私に託しました…」

アロル「それは、一体どのような…?」

ゼーレザウガ「母は遺跡にやって来た人間…つまりあなたたちに伝えるように、と言いましたが、私としては、重要な内容だけに伝えてよいものか、と迷っています…
ここまで来られたのですから、相応の腕の持ち主だとは思うのですが…」

ぺルル「…そうよね。こういう時は手合せするのが一番手っ取り早いと思うわよっと!」
とうとうぺルルがバーサーカーに(◎-◎;)

ゼーレザウガ「おっ、わかってるぅ!手加減はなしだからね!!」

アロル「わっ!わわわっ!!ちょっと待ってくださーい!」

ぺルルが助っ人に入り、ゼーレザウガに勝利。
ゼーレちゃんのHPに鍵がかかるまでは、2体のモブは手を出して来なかった。
何回かやられちゃったけど…(^-^;

ゼーレザウガ「フゥ!やるじゃん、じゃなくて…コホン、お見事でした。あなたたちなら母の伝言をお伝えしても大丈夫でしょう…」

アロル「ぷはぁっ!死ぬかと思ったぁ…ひどいじゃないですかあ!か弱い考古学者を、さっきみたいな激しい戦闘に巻き込まないで下さいよぉ…」

ぺルル「男がか弱いって言うかね、普通…」

ゼーレザウガ「ほーんと、ここまで来たんだからこの二人みたく相当の使い手かと思ったのに、マジガッカリ!」

アロル「くう~!戦いに巻き込まれてボロボロにされたあげくこの言われよう…」
逆に、何で最近戦闘を始めたぺルルはもうかなりの強キャラになってんだΣ(゜Д゜)

ゼーレザウガ「あ、あら、失礼…そうですね。早くお伝えせねば…今からお話するのは、大変動の際にノイエヴェルから駆けつけた母…スピーシア様が見た事です…
大変動の際、異変を感じ取った母がこの神殿を使って戻って来ると、神々はバラバラになった世界を大急ぎでつなぎ合わせている所だったそうです…」

ぺルル「スピーシア様は手伝わなかったの?」

ゼーレザウガ「ノイエヴェルの住人はよほどの事がない限り、こちらの世界に不干渉でなければならないという原則があるのです…
神々がとりあえず世界をつなぎ合わせるのに成功されたのを見届けて、母はノイエヴェルに戻ったそうです…」

アロル「神々が大変動で崩れた世界をつなぎ直されたことはよく知られていますけど…」

ゼーレザウガ「わーってるわよ!大事なのはこっからなんだから!!…コホン、しばらくして神々の神殿を、今までにない邪悪な気配が覆っている事に気づき、母は再度こちらの世界に来たそうなのですが…神々の神殿はご覧のような有様に…」

ぺルル「なんでこうなったか、スピーシア様は知ってるの?」

ゼーレザウガ「いえ、母が来た時にはすでにこの有様で、神々は誰もいらっしゃらない状況だったそうです…」

アロル「では、ここにいらした神々の行方も…」

ゼーレザウガ「はい、数柱の神々以外は御座所がわからないそうですが、一柱を除いてかすかな力の波動を感じられる、と母が申しておりました。」

ぺルル「一柱を除いてって言ってたけど、それは?」
ここより高い場所で、残る神様は一人…

アロル「ま、まさか…力の存在が感じられない一柱の神様とは、最も上層の神殿にいらっしゃった主神、ア、アルマス様では…」
アルマス様以外はとりあえず無事?

ゼーレザウガ「…その通りです…」

ぺルル「そそそそ、それってえらい事じゃないの!主神様がいなかったら、この世界自体が…」

アロル「ちょ、ちょっと待ってください!主神様が神殿の崩壊と共にいらっしゃらなくなったのなら、世界はその時に崩壊しているはず…これはいったい…?」

ゼーレザウガ「母が言うには、邪悪な存在から逃れ、姿を隠された神々がそれぞれの力の波動を合わせて世界を維持されているのでは、と…」

ぺルル「あ、あたいたちの世界って、そんな危なっかしい状況なわけ!?大変じゃん!」

ゼーレザウガ「…状況をご理解いただけましたか?前置きが長くなりましたが、母からの伝言をお伝えしたいと思います…
最近、母がこの場所がこのような状態になった際に感じたのと同じような邪悪な気配がある場所から発せられているのを感じたそうなのです…」

ぺルル「その場所って?」

ゼーレザウガ「その昔、その上にエルフの国があった巨大な樹…邪悪な気配はその樹全体を覆っているそうです…」

ぺルル「巨大な樹…!!エ、エルデンバウム!!」

アロル「ええっ!?」

ゼーレザウガ「エルデンバウムを覆っている邪悪な気配の正体を突き止め排除してほしい。排除できれば、行方が分からない神々の事も明らかになるでしょう…
と、これが母からここまで危険を冒して来られたあなた方への伝言です…」

ぺルル「エルバーノ王様の国が乗っ取られた場所で、リュアーク皇帝、ヴェネーナの逃亡先で、今、邪悪な気配に覆われてる場所…
よからぬ出来事のすべてがエルデンバウムにつながるなんてね…」

ゼーレザウガ「お待ちください。元来た道を戻ったのでは時間がかかります…
特殊神の領座から、あなたたちが暮らす世界へ戻り、エルデンバウムへ続く場所へ出られるはずです…どうかお気をつけて…」
デュンケリス様のとこからなんだ…

END
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