※ネタバレ注意!
出口↓
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ホラ・ディオミダから開始。
パスカ「いい知らせと悪い知らせがあるんだけど?」
ロムフ「悪い知らせから聞こうか…」
パスカ「アルティメアの警備が厳しくなってて、うかつに出歩けないほどだね。理由はいい知らせの方に関係してるんだろうけど…」
ニノ「で、いい知らせって?」
パスカ「こっちは正真正銘、大ニュースだよ!明日、アルティメアの街中にある広場で皇帝が演説するらしいんだ。
実際、広場では会場の設営工事が行われてる。」
レパージ「何だって!?ほとんど宮殿の外に出ない皇帝が姿を見せるってのか!?」
ニノ「それっておいらたちにとっちゃこれ以上ないチャンスじゃん!やったね!!」
凄くやる気満々……
ぺルル「ちょい待ち。今聞いてると、皇帝ってほとんど外に出て来ないんでしょ?それが宮殿の庭ならともかく、演説しに街中の広場まで出て来るって…
ちょっとおあつらえ向き過ぎない?あんたたちをおびき出すための罠じゃないの?」
ニノ「ぺルル姉ちゃん、パスカの話しっかり聞いてなかったでしょ?演説がある広場で設営の工事が行われてたって。
おいらたちを罠にはめるためだけにそんな大がかりなことしないよ。」
ぺルル「え?聞いてたわよ!聞いてたけど…う~ん、あたいの考え過ぎ??」
SPADE黒「前回の痛い結果からもうちょっと深く考えるようになるかと思ったけど、そんな事は無かった。」
ロムフ「…この間の監獄の一件で俺たちパルチザンは大きく数を減らし、帝国の軍勢に対抗するのは難しい…
それだけに!皇帝が向こうから姿を現す千載一遇のチャンスがあるのなら、たとえ罠であっても我々はそれに起死回生を賭けないわけにはいかない!!」
SPADE黒「パルチザンが追い詰められてるのは帝国側だって分かっているはずなんだけどなぁ…」
ぺルル「でも…エル・スカーロの軍とクラスペ・スラムにいるレジスタンスの連合軍が今、こっちへ向かってるはずだし。それを待って合流した方が…」
ロムフ「連合軍が来ると知れば、帝国は皇帝をどこかへ避難させてしまうだろう。帝国を崩壊させることはできるだろうが、我々はそれだけでは満足できん…
皇帝は、皇帝だけは、これまで倒れて行った我々パルチザンの仲間やその家族のためにも、我々の手で討ち取りたいのだ!!」
ニノ「心配しないでよ、ぺルル姉ちゃん。多少危険でも、みんなの仇が討てるチャンスなんだから!」
パルチザンにとってそこは曲げられないようだ。
レパージ「皇帝め…でかい顔してられるのも明日までだ!覚悟しとけ!!たとえ罠にかかろうが、かかった罠はぶっ飛ばせ!だ!!」
ロムフ「来たら合図してくれ…ハハハ、わかっている。我々だって命は大事だからな。」
パスカ「それなら、あんたたち街屋根上で待機しててよ。細い路地まで全部見渡せるから、帝国軍が動けばすぐにわかるはずさ。
一緒に暴れられないのは残念だけど、後方の守り、よろしく頼むよ。」
SPADE黒「マジか!屋根上歩くの夢だったんだー(≧∇≦)」
ロムフ「よし今夜はこれで解散だ。明日の演説会場襲撃まで、みんな十分に休息をとってくれ。いいな?」
翌日。主人公とぺルルは、アルティメア市街・屋根上に向かう。
アルティメアの町並み、私好み…いい…(*´ー`*)
ドローマ広場付近・エリア3に着くと。
レパージ「こっ、これは…」
パスカ「うそ…皇帝どころか観客もいないなんて…」
ニノ「こんな大がかりな会場作って、一体何を…」
屋根上から降りる途中の主人公サイドは…
ぺルル「ねえ!ちょっと、あれ!!」
ヴェネーナ「アルティメアの民よ!この会場を設営するために要した労力に心から感謝を贈る…」
ぺルル「ええ!?ちょっと!皇帝の演説始まっちゃったじゃん!パルチザンのみんなはどうしたのよ!?」
ヴェネーナ「…皆の苦労をねぎらうため、本日は退屈な余の演説ではなく愉快な見世物を披露しようと思う。
近くで見るのは危険ゆえ、我が帝国配信部が送る映像をおのおの家で楽しむがよい!!」
アルティメアにはライブ中継があるのか…
ぺルル「見世物…?」
声「ぐわあっ!」
ロムフ「やむを得ん、退却だ!ニノ!パスカ!おまえたちから先に…」
しかし、ロムフは怪物に倒されてしまう。
レパージ「お頭ぁっ!」
パスカ&ニノ「お頭ーっ!!」
ロムフ「ぜ…全員て…撤退だ…み、みんな…生き残れ…いいな…」
レパージ「お…お頭ぁーっ!うおおおおおおっ!!」
ぺルル「ニノッ!パスカッ!上ーっ!!」
隙を突いて怪物がニノとパスカに襲いかかる!
パスカ「キャアアアアッ!!」
ニノ「うわあああああっ!!」
ぺルル「ニノーッ!!」
怪物の攻撃により、二人の姿は跡形もなく消え去ってしまう…
ぺルル「でやああああああっ!!」
ぺルルとレパージが助っ人に入り、アルティマキナを討伐。
…ン、ぺルルが戦闘に参加!?
ボスフィールドが広い上に一気に30m近く移動するので、縮地法使ってもなかなかに面倒(^^;
ぺルル「…パルチザン、あんただけになっちゃったわね…」
レパージ「いや…残念ながら全滅のようだ…」
レパージはその場に倒れ込む。
ぺルル「あんた!その傷!?」
レパージ「最後の戦いの直前、体当たりされた時だな…みっともねえ…」
ぺルル「何やってるのよ、バカッ!!あんたのお頭は…ロムフさんはね、最後にみんな生き残れって言ったのよ!
みんないなくなっちゃったら、誰がその命令を守るのよぉっ!?」
レパージ「…おまえらがいるじゃないか…それに、後から援軍が来てくれるんだろ?そいつらに話してやってくれ…
アルティメアの地下でリュアークの…奴らに抵抗し続けてきたホラ・ディオミダのパルチザンは…最後の最後まで…勇敢だっ…だったってな…」
ぺルル「バカッ!いくら勇敢だったってほめられようが、死んじゃっちゃ誰もちやほやしてくんないわよ!!
死んで伝説になろうなんざ、あたいの前じゃさせないからね!!
あにボーっとしてんのよ!?とりあえずとっとと撤収するわよ。こいつ連れて帰るから手伝って!」
END
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以下、感想。
出口はこちら↓
第7章の終盤という事でしたが、とても重い結末になりましたね(´;ω;`)
希望があるとすれば、レパージが無事っぽいとこですが……
罠を怪しんでいながら止められなかったぺルルと、ホラ・ディオミダの雑貨屋アダラさんの心情やいかに……
話は変わりますが、アルティメアの技術、まさかそこまでとは驚きですΣ(゜Д゜)
高層ビルのような建造に、ライブ中継…
開発されたという無限(?)のエネルギー源も謎のままですし、今回姿を現した幼女皇帝…
エル・スカーロやシュレア達が来る前に、アルティメアのパルチザンが壊滅状態になってしまいましたね( ̄ロ ̄lll)
アルティメアの土地に詳しい人がいないと、外から駆け付けた軍勢も歩が悪くなってしまいそうですが……
――まさか、パルチザン達が揃う事態を避けるために今回の罠を?
だとすれば幼女皇帝ヴェネーナさん、凄い策士ですね。その年で……(◎-◎;)
ヴェネーナが練った罠とは限りませんが…
とにかく、レパージが無事かどうか心配なのと、ヴェネーナを描きたいと思ったやかんですた( ノД`)…