超高難易度イベントのごるどんからドロップする体装備の「ロードクロース」。
ようやく買うことが出来ました(゜▽゜*)
早速染色して…
ちなみに、a黒(4)、c白(1)で軽量化してます。
さてさて、では二次創作の話を(^^ゞ
とうとう役人試験の当日。
イリスは家族に見送られ、家を出発します…
今回も安定の妄想でゆきます(^^ゞ
シロ「よし、開幕っ!!」
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第17話〈奇襲〉
翌日。
イリスはベッドの上に持ち物を並べて、忘れ物がないか最後の確認をしていた。
そこへイリスの母が、開いたままの部屋のドアを叩いた。
母「今日までよく頑張ったわねぇ。今のイリス、とっても格好いいわよぅ。」
イリス「もう、お母さん!頑張らなきゃいけないのはこれからなのに…。
それに、ここまで来れたのはアルク君のおかげよ。」
イリスは持ち物を全て鞄に入れ、玄関に向かった。
見送りには兄と父も来てくれた。
ドアを開けると同時に、凍りつきそうな冷気が家の中へと入ってくる。
外は濃い霧がかかっていた。
母「視界が悪いわねぇ。これじゃあ何があるか分からないわねぇ。転ばないように気をつけるのよぅ?」
兄「イリスは昔からせっかちだからな。」
イリス「もう、流石に転んだりしないわよ!それじゃ、行ってくるわ。」
イリスは家族に手を振り、霧の立ち込めた道とへ足を踏み入れた。
濃い霧の空間。
曲がり角の向こうに何がいるかなど、イリスには知るよしもなかった。
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アルク「――イリスの奴、遅いなぁ…」
アルクは懐中時計を見つめながら、ため息をついた。
試験は政庁の建物の一部を会場として行われている。
政庁は小高い丘の上に建てられているため、この場所は霧がかかっていない。
しかし下にある街一帯には霧が立ち込めており、高さのある建物の屋根しか見ることが出来ない。
会場には既に多くの受験生が到着し、門の前で受付を済ませて建物の中へ入っていく。
やがて会場前も閑散とし、門の前にいるのはアルクと受付人だけになった。
アルク(おかしい…いくらなんでも遅すぎる。あいつが寝坊するなんて事はありえないし、この霧で迷子になるなんて事は…あるかもしれないけど…)
ふと、路地裏で聞いた女子生徒の会話が脳裏で再生される。
『―どんなに頑張ってもイリスは役人にはなれない―』
嫌な予感がする。
その時、アルクの肩に何かが触れた。
アルク「わぁ!?」
反射的に振り払うと、それは受付人の手だった。
「も、申し訳ありません…!アルク様でいらっしゃいますよね?
時間が迫っておりますのでお早く…」
アルク「いや、俺はもう少し――」
…タッタッ……
言いかけたとき、背後から微かに足音が聞こえてきた。
アルク(イリスか!?)
アルクは、街から続く霧がかった道を凝視する。
やがて、霧の中から走ってくる人のシルエットが見えた。
アルク「おい、昨日張り切っていたわりには随分と――」
――随分と遅いじゃないか。
そう言おうとしたが、声は最後まで続かなかった。
霧の中から現れたイリスの服は、
あちこちが綻び、破れていたのだ。
To be continued...
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シロ「いいい一体、何があったのさ!?」
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