アップデートで新しく追加された、エル・スカーロのサブクエ。
その中で私の目を引いたのが、
フィレーシアのサブクエ「秘薬・がまの油」。
これの報酬でフィレーシアから渡されるのが
ヴェルトリング…Σ(゜Д゜)
ヴェルト「私と同じ名前とは…あ、関係ないですよ!私は未婚です!!←」
ヴェルトリングのヴェルトはフランス語かな?
ちなみに私のパラにいるアルク(arc)はフランス語の虹を由来として付けた名前ですが、
この単語だけでは実は「弓」を指すのです(*´-`)
正確に書けば 「アルカンシエル(arc en ciel)」。
cielは空という意味。
空にかかるアーチみたいな感じですね♪
フランス語はおしゃれです。
では、二次創作の話をー
とうとう役人試験の前日。
アルクとイリスは街で何かを話しているようです。
今回も安定の妄想でゆきます(^^ゞ
ヴェルト「うぅ…私まだ監獄生活…開幕です。」
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第16話〈前日〉
年は明け、とうとう役人試験を明日に控えた昼間。
空からは小粒の雪がふわふわと舞い、ソフィアの街は幻想的な雰囲気を醸し出している。
冬の寒さにも関わらず、街は相変わらず人々の活気に溢れていた。
そんな中、アルクとイリスは鍛治屋の前にある椅子に座っていた。
イリス「とうとう明日ね。私、緊張してきちゃった。
…ねえ、アルク。何でそんな怖い顔してるの?」
イリスは、悶々としているアルクの顔をのぞき込む。
イリスに気づいたアルクは、首をゆるゆると横に振った。
アルク「いや…緊張はしてないよ。ただ考え事をしてただけで…」
イリス「そう?なら良いんだけど…。
それより私に用があるって何?
受験票を持ってここに来いって言われたから来たんだけど。」
大事な試験が控えているにも関わらず外にいるのは、アルクがイリスを呼び出したからだ。
イリスは鞄から受験票を取り出すとアルクに見せる。
アルクはそれを受け取ると、黙ったまま受験票を隅々まで確認した。
イリス「ちょ…本当にどうしたの?あら探ししてるみたいな怖い顔よ?」
アルクはしばらく受験票とにらめっこしていたが、やがてため息をついた。
アルク「いや…な。良くない噂を聞いていたから心配になったんだ。
あの生徒の親みたいな役人は一杯いる。受験票のどこかにわざと不備を作っておいて、当日に受験できなくしてるんじゃと思ったんだけど…」
イリス「流石にそんな大胆な事はしないでしょ。アルクも大概ひねくれてるわね。」
アルク「むぅ…。何とでも言えよ。」
アルクは口を尖らせて再びイリスの受験票に視線を落とした。
アルク(本当に俺の思い過ごしなら良いんだけど…。
だとしたらあの生徒達の会話は何だったんだろう。)
ずっと受験票を見つめ続けているアルクに、イリスは「もうっ」と怒りながら手を差し出した。
イリス「気は済んだでしょ?なら受験票を返して。大事なものなんだから。
それに本番は明日よ、こんな場所でのんびりしてる場合じゃないわ!」
アルク「ち、近くで叫ぶなよ。ほら、返すから。」
アルクは仕方なくイリスに受験票を渡す。
イリスは受験票を大事そうに鞄の奥へとしまうと、椅子から立ち上がった。
イリス「それじゃあ明日、会場の前で会いましょう。一緒に夢を掴みましょうね!」
イリスはこちらに手を振りながら家の方向へと走っていく。
アルクは小さく手を振り返しながら、イリスの背中を見ていた。
アルク「夢を…掴めよ。俺ももう諦めないって決めたからな。」
アルクの声は街のにぎやかな音にかき消され、イリスの耳に届くことは無かった。
To be continued...
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さて、アルクの心配は杞憂で終わるのでしょうか…
ちなみに、今回で二次創作の話数がとうとう
100話になりましたΣ(゜Д゜)
率直な感想を言うと…
やかん「おっそろしい!(;゜゜)」
…そんな。
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