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エル・スカーロ・仮王宮から開始。
エルバーノ王「うむ、そなたが謎の敵の手にかかって落命し、直後に行方不明になったとそこにいるぺルルから報告があってな。兵士と共に捜索してもらっていたのだ。
ぺルルから、そなたは絶命したと聞いていたゆえ、生きて現れたそなたを見て兵士たちも大いに驚いていたぞ。それにしても、一体どこへ行っていたのだ?」
話して信じてもらえるかどうかわからないが、闇の領域で起こった事をありのままに報告しておいた方がいいだろう…
エルバーノ王に闇の領域での出来事を報告する…
エルバーノ王「なんと…落命しそうになったところを勇の女神グリーシア様に救われて闇の領域へ行っていたとは…あまりの事に理解の範疇を越えている…」
ぺルル「あんた…あたいや王様に何か隠し事してない?死にそうなとこを女神様に助けてもらうわ、生きてる人間は行く事ができないって言われてる闇の領域へ簡単に行っちゃうわ、ただもんと思えないわよ?
神様から特別な力を与えられた騎士の家系とか、有名な魔法使いの生まれ変わりだとか、すごい素性を隠してるんじゃないの!?」
ぺルルが自分を何か凄い力を持った人物ではないかと疑っている事に、思わず笑いが込み上げてしまう…
ぺルル「ちょとおっ!!笑ってごまかさない!
ルナヘンテの山にいた、あのおっかない化け物だって、あんたを狙ってたんじゃないの!?しらばっくれてないで白状なさいよ!!」
SPADE黒「ぼく記憶喪失。(´ε` )」
エルバーノ王「まあまあぺルルよ、落ち着くがよい…この冒険者がいかなる素性であれ、闇の領域でも刃を交えたと言う事は、この世界を脅かす黒い結晶と戦う運命にあるのは確かなようだ。
今、ぺルルの話にあった、ルナヘンテの山でそなたを襲った怪物も、おそらくその黒い結晶と無関係ではあるまい…
奴らが何者なのか、闇の領域も含めたこの世界でひそかに何をしようとしているのか、調べる必要があるが…
そなたにはその調査と同時に、もう一つ頼みたい事がある…」
帰って早々に次の依頼とな…
エルバーノ王「うむ、そなたが不在の間にリュアーク・テクニスタの帝国が活動を活発化させていてな。帝国内で作られたとおぼしき兵器が近隣のパクス派の街だけでなく、このエル・スカーロをも脅かすほどの危険な示威(じい)行為を繰り広げているのだ…」
ぺルル「おおよそ想像はつくけど、もう一つの頼みというのは…」
エルバーノ王「うむ、様々な兵器を繰り出してくるにもかかわらず、いまだ詳細がわからぬリュアーク・テクニスタ帝国の内偵と、帝国に脅かされているであろうパクス派の動向を調べて来てほしいのだ。
パクス派とは、場合によっては手を携える事ができるやもしれぬ…」
SPADE黒「それって、闇の領域に行く前に言われていた依頼の事かな?」
ぺルルはその依頼を承諾するようだ。
ぺルル「あんたが戻って来た時点で、こうなるってわかってるわよ。付き合ったげるから引き受ければ?
けと、こないだみたいなことになったら、今度は見捨てて逃げるからね!」
主人公は依頼を引き受ける。
エルバーノ王「うむ!よろしく頼むぞ。危険を冒さねばならぬ場合も多々あろうが、そなたや連れの命を最優先で動くのだぞ。」
流浪の平原に進むと、突然仮面の男たちに囲まれる。
そういえば、この地域に度々出没していたっけ…
モンダン「ベクチュラ・パンクタム!」
モンダンのゴーレムが仮面の男に向かって攻撃する。
ヤルン「おー、やるのう!そんじゃわしも…ほりゃ撃てーっ!!」
ヤルンのゴーレムも仮面の男を撃破する。
ぺルル「わー!凄い凄い!!」
ヤルン「残りくらい楽勝じゃろ?やってしまえ!」
仮面の男3体を討伐する。
ぺルル「助かったわ~、ありがと。でも、何でこんなところに?」
ヤルン「何言っとる。ここはわしらパクス・テクニスタの領域じゃ。わしらもちょうど久しぶりに戻ってきたところじゃい。」
そうだったのね(^^;
ぺルル「へぇ~…てか、あんたたちやっぱりパクス派のテクニスタだったのね…」
すると、モンダンは倒れている仮面の男について何かを発見する。
モンダン「やはりね…」
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170625/12/ayakanryuuzi/69/4f/p/o0960054013968264145.png?caw=800)
ヤルン「デミマキナ…人間を素材にした人造怪物じゃい…身体の半分は魔導器官に置き換えられとるし、脳みそは取っ払われて、命令通りにしか動かん。
人間が材料じゃから、金属仕掛けのゴーレムを作るよりは安上がりなのが取り柄の兵器…というところじゃな…」
モンダン「こんな非人道的なシロモノを作るのは…」
ヨーク「リュアークの奴らしかいねえだろ…」
リュアーク・テクニスタは、想像以上にヤバい人達のようだ…
ぺルル「リュ、リュアークってどんな奴らなのよ…」
すると、仮面の男の身体から小さな爆発が起こり火花が散った。
ぺルル「わっ!?」
ヤルン「動力が爆発したようじゃな。別に損傷しとったわけでもなさそうじゃし、普通ならやられた時に爆発しそうなもんじゃが…あ~あ、跡も残っとらん。
こいつらがどんな動力で動いとるのか調べたかったのに…」
つまり、仮面の男には動力の自爆機能が付いていたと?
一方で、ぺルルはヨークを称賛する。
ぺルル「にしてもあんた、大したもんじゃない!ゴーレム操れるなんて。ヒュームの人は魔法をあまり使えないって聞いてたから、あんたも整備とか修理担当の技術者だと思ってた。」
ヨーク「お…俺の力じゃないさ。魔導書についてるこの装置のおかげだよ…」
元々レジストル派でエルフのモンダンにはいらない代物ですな…
ぺルル「すごいじゃん!魔法できない人でも魔法が使えるんだ!」
ヤルン「おうよ!全く魔法が使えんヨークでもこの通りじゃい!」
ぺルル「さあ…」
主人公は、ヨークが落としたらしき紙片を見つける。モンダンはそれを拾い上げた。
モンダン「あ~あ、大事なメモをこんなに落として…本に挟むんじゃなくて、ちゃんと綴じときなさいって言ってるのに…」
ぺルル「あれ、珍しい紙、使ってんのね。」
モンダン「ヨークのこだわりなのよ。いろんな事書きとめるにはこの紙じゃなきゃダメなんだって…」
ピラピラとメモを見せびらかすモンダン。
ぺルル「ふーん…」
ヤルン「デミマキナどもはこれからも現れるかも知れんから、ここでしばらく守備を固めるとするかい。
この先にわしらの街、アインクランがあるから行って見ぃ。おまえさんらにゃ珍しいもんがたくさん見れると思うぞ。」
ぺルル「オッケー、行ってみるわ。助けてくれてありがとね。」
END
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