ノーと言えないというより、イエスしか言えない人。
相手を不快にさせたくないから、相手に喜んでほしいから、あまり考えずに即答してしまい、その結果、ストレスや疲れが溜まってイライラしてしまったり、過食してしまう。
摂食障害&他人軸あるあるです
私も先日、ある頼まれごとを安請け合いをしてしまって、後悔しました
落ち着いて考えてから答えればよかったのに、その場で「いいですよ!」って言ってしまったのです
安請け合いとは、安易に債務を請け負うということ。
相手から嫌われたくないために断れない「八方美人」や、ボランティア精神が強く「困っている人を放っておけない」など、自分よりも相手のことを優先してしまう人がよくやる行為です。
もちろん、安請け合いをしたとしても、何の問題もないならいいんですが。
日頃からなんでも安請け合いをしていると、当然、しなければならないことが増えていくわけで
そのせいで、他のやるべきことが雑になったりイラついたりミスが増えたりするわけで。
疲れも溜まりますよね
そういうリスクを考えずに、安易に請け負ってしまうことを安請け合いというんですものね
「はい、やります!」と言ってしまえば、その時は楽かもしれませんが、それはその場しのぎの負の楽に過ぎません
後悔するのに、なぜ安請け合いを繰り返すのか。
他人軸な人は、自分で考えて、自分で判断して、自分で行動することが苦手だからです。
だから、なかなかノーと言えないし、すぐにイエスと言ってしまいます。
そんな時は勇気を出して「少し考える時間を頂けますでしょうか」と言えるといいですよね
自分軸な人は、この言葉をよく使ってます。
考える時間、大切ですからね
自分で考える時間を作らないと、次に続く、自分で判断して、自分で行動することもできません。
自分で考えて、判断して、行動することを「心の自立」と言います。
心が自立している人は、断り方もスマートだなーと感心します。
自分のキャパをちゃんと知っているからこそ、自分も相手も傷つけない言い方ができるのでしょう。
自分も相手も傷つけない断り方をした後に、罪悪感は要りません。
誰かの力になりたいという気持ちがあることはとても良いことですが、それができるほどの心の余裕が、今の自分にあるかどうかを考えてみること。この時間がすごく大事
最後に、心の自立とは、「依存先を増やすこと」でもあります。
カウンセリングもぜひ利用していただきたいです