陰陽マークで有名な「太陰太極図(たいいんたいきょくず)」
このマークの白色は”陽”を、黒色は”陰”を表しています。
これは、全てのものが陽と陰の要素によって成り立っているという考え方から来ています。
陽と陰の要素とは、光と陰、ポジティブとネガティブ、熱いと冷たい、〇と×、正と誤などと言う感じです。
この勾玉みたいな形にも深い意味があります。
この形は、陰と陽ははっきりと真ん中で分けられる物ではなく、陰に傾いているときもあれば、陽に傾いているときもあるということを意味しています。陽は行き着くと陰になり、陰は行き着くと陽になります。
陰陽図の小さな丸は「100%はない」という考えを表しています。
陽の中にも陰があり、陰の中にも陽があるのだと。
とてもシンプルなマークですが、何事もバランスをとることが大切であるということを教えてくれています
誰だって、気持ちが陰に傾いている時もあれば、陽に傾いている時もあります。
私たちは日ごろからちょっとしたことですごく落ち込んだり、ちょっとしたことですごく幸せになれたりしているのです。
それくらい、感情は簡単に揺らぐものなのです。
ということを理解しておくことが大切なんだと思います
そういうものなんだよねと理解しておくということは、それをどうにかしようとしないってことです。
どうにかしようとすればするほど沼にはまるのが定番ですから
どうしても、どうにかしたいのであれば、
「陽が陰よりわずか0.5%でも上回れば、陰が陽に一気に転じていく」という事実(逆も然り)に基づいた行動を取ってみてほしいです。
例えば、すごく落ち込んでしまっても、自分を責めまくっても、涙が枯れるまで泣いたとしても、最後は「こんな私でOK」とか、「私はベストな選択をしている」と言ってあげる。
そうすることで、陽が陰を0.5%は確実に上回るからです
以前の私は、「(どんなときも)自分を信じる」という言葉をお守りにしていましたが、最近は「〇〇な自分でOK」にしてます。
この〇〇にはどんな言葉も入れられるので重宝しています(笑)
そして、いつかは、自分もOK!相手もOK!と心から思える人になりたいです