先日、こども園からの帰りにみっくんが
「Rくんにお腹ボーンって凄い勢いで押された」
と報告してきました。ただ、私もそれだけを聞いてどちらが悪いなど判断できるハズもなく、そこから長い時間をかけて聞きました。
「どうして押されたの?」
「アウトだろ!って言われて押された」
「何して遊んでいたの?」
「ドッチボール。アウトになったから出ようとしたらTくんがいて直ぐに出られなくて…出るの失敗したら、押された」
「う~ん。お友達を押したりしちゃいけないよ。でもRくんも『アウトなんだから早く出ろよ』って思っちゃったんじゃない?次からはみっくんも早く出るように頑張ってみたら?」
「うん。頑張る。でも、Rくん、先生にそんなことしちゃダメ!って怒られたのに謝ってくれなかったよ」
「そりゃ、あかんな。みっくんもお友達に悪いことしちゃったら絶対謝るんやで」
「うん。でも、その後Yくんにもお腹バーン!って凄い力で殴られた」
「そっちは何で殴られたんよ」
「皆でお腹ポーン!って殴る遊びをしていたんよ(何かよく分からない遊びやな…)。皆は優しくポーンってやるのにYくんだけ凄い力で殴るんよ」
「う~ん。もうそんな遊びすんなや!
でもな、みっくん。本当に痛かったり嫌な気持ちになったんなら、その時すぐに先生に言わなあかんで。お母さんが助けてあげても良いけど、そこに居ないから直ぐには助けてあげられないんよ」
「わかった。でもな、お母さん。RくんもYくんも激しい子やねん…(しみじみ)」
「激しい子?どういう意味?誰がそんなこと言ってたん?」
「Sくんが言ってた。他の子はみんな優しいねん。RくんとYくんは激しい子やねん」
この一連の話を聞いて、みっくんに何て言うか、とても考えました。
多分Sくんも家で親に話して「激しい子」と言われて使っているんだろうな…。
Rくんとは以前のブログにも書いた髪の毛染めちゃう子です。
そしてYくんは、お母さんもお父さんもヤンキーちっくな人で、Yくん自身は4人兄弟の末っ子。
うん。素行が悪そうなのはよく分かります。
そしてこの二人が仲が良く、たまにみっくんに絡んでいたのは知っていました。
でも、どちらの話も鵜呑みに出来ないのが悲しいところ
みっくんの話がどこまで合っているのか分からないし、実際、ドッチボールの話でも、みっくんがどん臭くてやられたんだろうし、冗談の殴り合いも価値観が違ったんだろう…とは思うのです。
ただ、相手が不快と思う程の力で押したり殴ったりするのは間違えている。
みっくんへ何て声をかけるのが正解だったんだろう…。
私がみっくんへかけた言葉は、
「激しい子か…。二人仲が良いしな。
みっくんは優しい子かい?他のお友達みたいに優しい子でいてね。それで、嫌なことされたら、直ぐに先生に伝えられるようになってね」
考えて考えて、でも出た台詞は当たり前の言葉だけでした。
私は自分の子供が傷つける側にはなって欲しくないです。
ただやはり周りより幼いみっくんは、粗暴な子たちに標的にされやすいんだろうなと思ったら、胸がギュッとなりました。
そしてもう一つ問題が…。この話は、加配の先生に言うべき??こんなこと園に言ったらモンペ??
筆箱や下敷き、鉛筆や消しゴムってキャラクター禁止にしてきる小学校って多いんですね!うちも禁止でした!