※2016年の記事に加筆して再アップしました
☆前回の記事☆離婚に至るまでの話をしよう⑫
どうしましょう
このDVシリーズ、長くなる
全部吐き出そうとすると大変
…其のじゅうくらいまで行ってもいいですか?
みなさま、飽きちゃう?
警察署に向かう私の腕の中にはテンピュール
(愛用歴15年くらい…何度も同じものを買い換えてます)
私は大きいぬいぐるみを抱きかかえるように枕を持っていったのだ
ちょっと異様だったかも
お財布も持たず、携帯も持たず、枕だけ
横になりたかった
眠れなくてもいいから、横になりたかった
ゆっくり休んでねって言われたから、そのつもりだった
なのに着いた途端、怪我したおばあちゃんを保護したからパイプ椅子で過ごせと言われた
話が違う…
どこまでもぞんざいな扱いをされる存在なんだと落ち込んだ
泣きっ面に蜂
私には不幸しか訪れない
(もう精神崩壊しています)
パイプ椅子で体育座りしてしくしく泣いていると、ひとりの男性警察官がやって来た
「刑事告訴しますか?」
(記憶が怪しいけど、確かそう言われた)
何も考えずにやって来た、というか逃げて来ただけなのでその重みのある質問に動揺した
どうしよう…
ちゃんと悪いことだって認めさせたいけれど怯んでしまう
「…もし、わたしが告訴したら、奴はどうなりますか?」
「職場にも知られることになるし~なんちゃらかんちゃら」
(よく覚えていない)
とにかく
「だから、告訴はしない方がいいです」
ということのようだ
そうか…
奴が社会的信用を失うということか
会社クビにでもなって経済的に困窮したら大変
それに曲がりにもなりにもかわいいかわいいムスメの父親
父親が前科者にでもなったら、今後ムスメが生きていく中で不都合が生じるだろう
とにかく、ムスメを思うと告訴にメリットは感じなかった
私は経済的に自立しているわけでもない
母子家庭でやっていけるほど強い人間じゃない
「…やめておきます」
枕をぎゅっと抱きしめて、小さく返事をした
しばらく実家に帰った
父には「これからどうするんだ」って言われた
他にも色々言われた
「うるさいうるさいうるさい!」
発狂した
びょうびょう泣いた
何を言われても過剰に反応しちゃう状態
どんどん追い詰められる感覚
「今急かされると余計に不安になるから何もいわないで」
さすがの父もそれ以上は追求しなかった
娘の不安定さに不安を感じたのか言いすぎたと感じたのかはわからないけれど
「あやの好きなようにしたらいい」って
母は泣きながら抱きしめてくれた
「お母さんがあやを守るからね」って
なのに
DV気質の男は何度も繰り返すと聞いたこともあったし、奴に愛情はなかったが、当時「離婚する」ということは私にとって相当勇気のいることだった
してはいけないこと
当時の私は離婚のサンプルがほとんどなかった
友達や親戚で離婚してるひとは見当たらないし
自分の偏った考えで頭を占めていた
離婚したら、人としてマズイ
今はどう考えてもおかしいんだけど
そんな思い込みがあったなー
なので、私はまた奴とやり直すことを決めました
もー、なんということでしょう!!
つづく
似合うって言われたベレー帽♡
LINE@ ゆるりとはじめました♡ 始めました宣言!
@jzx2148x