もうバレンタイン商戦に突入してますな。
商魂たくましくあおりたてても、その手に乗るか
…と味見、少しだけ
「正しい食事のみ」の一ヶ月の入院生活を送り、その後もお菓子は食べてなかった。
浸透圧が理由で塩分過多NGなら砂糖もだめだろうと思ったし、特に欲しいと思わなかったから。
でも好奇心は止められなかった。
具合が悪くなってもちょうどみてもらえるように（！）通院前日にチョコレートを試した。
血液や心臓検査にどう出るだろうと思って、三、四粒。
脳天に電気走った
旨すぎー
甘すぎーー
尋常ではない甘さ、これはもうけしからんおクスリですね。
体がどうこうという前に、脳みそに劇的即効性がありますね。
劇的即効性といえば、グリセリン舌下錠。
心臓がバグって死にそうになった時「運良く口にできたら」少しは助かるかもしれないという即効性ある薬です。
私は退院時にもらってこなかったけど、入院数日間点滴されていました。
なんか注射器みたいな点滴器が装着されてるなー、ニトロって書いてある、いざというとき瞬時に注射できるようにスタンバイしてるのかなーって思ってましたが、実はすでにじわじわ体に入っていたようで。
注射器ぐらいの量を24時間かけてじわじわと点滴。
血管をぐいっと拡げて無理矢理血流を作り出し、壊死する心筋範囲を少しでも少なくするおクスリだそうで。
爆薬の材料だからそれはよく膨らみますわな。
ずっと寝たきりなのに、やたらめったら頭痛がしたので
「頭が痛い、脳溢血かも。こことここが特に痛い」
と主治医に騒ぎ倒しましたが
「ニトロの副作用につき、しばしおつきあい願いたい」
そっか。脳溢血ならそんなに顔を赤くして訴える元気はないよな
で、チョコ服用後の検査には何も変化がありませんでした。
血糖値の検査じゃないから、関係ないと。
いらんことしたことを主治医に言って、また恥をかいた。
未知の世界、通院は楽しいな