オートリザーブとはなに❓何で飲食店から嫌われているの❓ | あやあやのふらふら旅行記

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つれづれなるままに旅行体験記を書いていこうと思います。


最近、レストランのHPにこの様な記載を見る事が増えていました。


Auto Reserve(オートリザーブ)?

公式ページで調べてみました。


どうやらAIを利用した予約システムアプリを使った店舗の予約サービスの名称の様です。

ユーザーがアプリなどから店を条件検索すると飲食店が候補にあがり、その中から予約時間を指定すると、ユーザーに代わってAIが店舗に電話し、予約を取るというものです。
電話の手間が省けるという意味ではユーザーにとっては良いアプリと言えるかもいえますね。

しかし飲食店にとっては迷惑であるとして、「当店はオートリザーブからの予約を受け付けておりません」という趣旨のことを店舗のホームページに記載している例が相次いでいる様です。

どうやら飲食店にとって迷惑と思う部分が多い様です。
それは以下の部分。

  店舗情報をHP等から自動収集して無断掲載

店舗側が契約や許可をした覚えがなくてもオートリザーブ上には検索対象として掲載されている。
掲載していることにより料金や手数料がかかることはないとしている。

  掲載情報を削除できない

勝手に掲載しておいて、情報が古かったり間違ったりしていても修正の対応はしないという事です。
情報の変更は店舗がオートリザーブの問い合わせフォーマットから相談するしかないとの事。
また、電話をかけてほしくない時間を指定するとかかってこない設定ができるという。
しかしそれも、あくまで店側で設定するしかないとのこと。

オートリザーブは閑散期に空席を有効に利用したいという意味合いでは悪いだけのサービスではないかもしれないです。
しかし、サービスの存在を知らなければ寝耳に水であり、運営会社がどこかはすぐにわからないとなると対応のしようがない。

勝手に情報を公開されて営業時間に何度も自動電話がかかって来て来る…
飲食店としては契約していないにも関わらず、掲載情報が間違っている事をユーザーから指摘されたりすることもあります。
更に、飲食店としては予約時にメニューの種類やアレルギーの確認をしているところがあったとしても、オートリザーブからの予約はそれらの質問を一切出来ない仕様になっています。

そのため、飲食店の中には上記の様にオートリザーブからの予約に対しては一切受付を行わないとHP等でアナウンスを行っているところもある様です。

オートリザーブはうまく使えば飲食店とWINWINの関係を築くことが出来ると思うのですが、まだまだ開発途中と行った感じでしょうか。