17歳のカルテ | あやーと録

あやーと録

中目黒在住、35歳を春から専業主婦。

典型的に「日記は全く続かないタイプ」。
でも書き始めるといきなりたくさんかく、、

典型的なO型の行動ですっ

3年前に再生不良性貧血と骨髄異形成症候群を発症。
現在、輸血を受けながら第一子を妊娠中。

入院5日目。。

この病棟のルールもだいぶ分かってきたけど、
いま、私が入院しているのは「精神科」なので、
いろいろと特殊なことがある。

例えば、、

19時には病棟全体に鍵がかけられ、
病棟の外には一切出られなくなる。

また、

薬は自分で
飲むのではなく、
毎回ナースステーションにいって、
看護師から渡される1回分の薬を
その場で飲まなければならない。

ベッドの周りを覆うカーテンもなく
ただ、横のベッドとの境界にしかなっていない。

ドアはにはすりガラスがはめてあって
病室の番号の部分は透明なため
廊下から病室が丸見えになってしまっている。


常に監視下に置かなければいけないひとは、
鍵のかかる病室で監視カメラに見張られている。
まるで独房。((((;゚Д゚)))))))

私のいる4人部屋は、
独房に比べたらだいぶましだけど、、

でも、、この前、
子宮外妊娠で入院した広尾病院とは
比べ物にならないくらい、
「プライバシー」がない。


服を着替えるとき、、

廊下を歩く男性患者や
男性の先生に見られたらどーーしよーー(; ̄ェ ̄)

とか、、、

そんなことで悩むことはなかったもんなぁ。


わたしは、、、

こんなところに入院しなければいけないくらい
頭がおかしいのかな????ヽ(;▽;)ノ


ふと、、、

昔見た「17歳のカルテ」という映画を思い出して
どーーしてもすぐに見たくなって
Amazonで買って病室に届けてもらい
10数年ぶりに見ました。

原作者スザンナ・ケイセンは
実際に精神科に入院させられたことがあり、
その実体験にもとずくストーリー。

スザンナも、入院したてのときに、

「なんで私がこんなところに?!」と思っていた。

久々にみたら、
ちょうど私の状況と被ってることもあり
すごく面白かった!



精神科は、、診断が難しいと思う。

ここからが病気だ!
という明確な境界線は存在しない。

先生の主観的な判断による影響が、
非常に大きいように感じる。

Have you ever confused a dream with life ?

Have you ever been blue ?


わたしは、、、
正直、時々夢と現実を混同することがある。

骨髄移植をしなければいけない病気に
かかっているという、、

そんな自分が時々信じられなくて、、、

夢なんじゃないか、、、?

私の本当の人生は、もっと平凡で平坦で
退屈だけど穏やかなものなのではないか、、、?


なんて思っちゃうことが、
ごくたまにあるんです。ヽ(;▽;)ノ


でも、、

こんな境遇に陥ったら、
誰でも不安に襲われて、
夢なんじゃないかと思っちゃう時が
あってもおかしくないと思う。。

今のわたしは、
90%は前向きで元気だけど、
10%は不安と恐怖。。

しかし、入院する必要は、、無いような。。(; ̄ェ ̄)


同じ慶応大学病院の産婦人科の主治医は、

「君は冤罪なんじゃないかな。。
こんな境遇で不安やストレスは当たり前だもんね。
君が病気扱いになるなら、
僕も病気ってことになるよ。」

と言ってくれて、、、

それがすごーーーーく嬉しかったです。
ヽ(;▽;)ノ



ま、、、冤罪でも冤罪じゃなくても、

どうせしばらくこの病院からは出られないから、

それなら楽しく過ごした方がいいね!!

今日も何か楽しいことを発明しようっと!

(((o(*゚▽゚*)o)))ATフィールドぜんかぁーーーい!!!


(昨夜、エヴァンゲリオンを見た影響)