そもそも宗教は対立点になり得ない。 | あ~どうしたものか

あ~どうしたものか

社会問題=PTSD現象。

“郷土なくして人生なし”
ということで[複合汚染]時代をサバイバル、平穏死を子々孫々繋いで生きましょう。

註)カルト勢力は、“the principle of charity” を外しているので、[宗教]には分類できない。
 宗教が成熟するには宗教哲学が不可欠であり、(仏教哲学も如何なる宗教哲学も)あらゆる哲学は、“the  principle of charity” を外したら進めることが出来ないから。
“the principle of charity” を外しているがゆえに国際社会では[宗教]に分類できないカルト組織に[宗教法人]格を与えてしまったことが現代日本の悲劇を生み出している。

現代日本の悲劇とは、《安倍晋三王朝》時代を終わりにする方途がないということ。

私個人はカトリック教育を受けた刷り込みがあり、そこから脱却しようとしたこともありましたが、徐々にそのようなことは、どうでもよくなってしまいました。その考察の出発点は、
レヴィナス(著)内田樹(訳)
『観念に到来する神について』
(1997年、国文社)でした。この本は、その序言にあるように
「この考察は『神は存在するか、存在しないか』という問題とは切り離されたかたちで進められる。したがって、この考察は『神は存在するか、しないか』という選択を前にしたとき人はいかなる決定が取りうるかという問題とも、そのような選択自体にそもそも意味があるのかどうかという問題とも、とりあえずは関わりを持たない」ものであり、
「本書に収録されたテクストは、
『神』という語を意味のある語として悟性的に了解することの可能性——ないしは悟性的に了解するという事実そのもの——について考察したもの」です。

この考察を辿ることによって、「神」という語を意味のある語として悟性的に了解することの可能性は肯定され、そこから進んでさらに、以下のデュルケームの引用に出てくるように、
「[社会]が[象徴]的に把握され、変貌したものが[]に他ならない」と捉えるならば、もはや私個人にとっては、カトリック教育の刷り込みからの脱却には何の意味もないことになるのです。

デュルケームの孫引き:
小坂井敏晶(著)
『責任という虚構』
(2008年、東大出版会)
p. 247から
>  近代の超克を説くのでも
> なければ、
> 宗教へ誘うのでもない。
> 規範的思考で人間の世界を
> 割り切ろうとする浅はかさ
> を批判するだけだ。
> 「神々を生み出す装置」
> (machine à faire des dieux)
> というベルクソンの美しい
> 表現がある。むろんそれは
> 社会に他ならない。
> デュルケムは言う。
>>  無私無欲あるいは献身
>> の心が生まれなければ
>> 道徳は始まらない。
>> しかし我々が従う主体が
>> 我々個人より高い価値を
>> 体現しなければ、
>> 無私無欲の気持ちは
>> 意味をなさない。
>> ところで現実の世界において
>> 我々以上に豊かで複雑な
>> 道徳的実在性を持つ主体は
>> 私には一つしか見つからない。
>> それは集団だ。いや私は
>> まちがっているかもしれない。
>> 同じ役割を果たしうる主体が
>> もう一つある。つまり
>> 神だ。(……)
>> どちらを選ぶかに私は
>> あまり関心がない。
>> 何故なら、社会が象徴的に
>> 把握され、変貌したもの
>> 神に他ならないからだ
(強調引用者——傍点だった部分を下線に変更)。

>  神の死によって成立した
> 近代でも、社会秩序を根拠づける
> 〈外部〉は生み出され続ける。
> 虚構のない世界に人間は
> 生きられない。

「[社会]が[象徴]的に把握され、変貌したものが[]に他ならない」と捉えるならば、成熟した宗教は理不尽な扱いを受けた個人が[PTSD]を予防または克服して [加害者としてのPTSD](いわゆる[サイコパス]状態もその一種)にならないようにする社会的な存在意義があると言えます。 

理不尽な扱いを受けた個人が
[PTSD]を予防または克服する際の原動力は[良心]のみです。ゆえに、
患者本人の[良心]には関知せず
患者という他者を思い通りにしようとする[精神科医]や[心理]職は、
医療人として[良心]を欠いているため
[PTSD]を治せないと断言できます。


あちこちで愚かな勘違い記事をお見かけするので、この記事を書きました。


2014年10月16日追記:
あ* quae『[キリスト]の敵は、[キリスト教]』 http://amba.to/ZG478aにコメント。 

http://bit.ly/1950Kowa [プーチン]さんが生きているうちに[全面講和]を目指そう。[世襲議員]がまずい点は、[トラウマ]を裏で利用されてしまうから…ということもある。それで、[アングロサクソン]に[傀儡]政権を作られて[亡国]まっしぐら。

[上杉隆]『[世襲][議員]のからくり』

{4DA31243-F92F-48C5-941B-4DE790B62772:01}

momo 和平への手がかり 中田氏のこと;http://amba.to/1sWzybk

>>momo
RN:「ほんとにそうなんだよね。中田氏を養護する輩は[イスラム][過激派]であるかのような決めつけってアホでしょ」…同感です。

[イラク]はまず http://bit.ly/ZEFbxR [劣化ウラン](http://bit.ly/rekkaUran)について「西側先進国」が事実を認めて謝罪し、国際的に使用を禁止し管理するシステムを作る必要があります。そうしないとヤケクソで何でもやる人が後を絶ちません。

あ* quae「頭ごなしに人格否定されて考えが変わる人なんているわけがない」(©斉藤環)という抜き書き(http://bit.ly/1xTv8Rw)があった。でも、心理職や精神科医、教員や親の多数派は、頭ごなしに人格を否定して『魂の殺人』(©アリス・ミラー)をすることを社会的な役割としている。相手の話を聞くよりまず心理操作。情報から遮断したり嘘やデマを流したりして判断力を狂わせたり…それでも思い通りにならない相手は殺害する。マララさんも広告塔をやめようとしたら殺害されるのではないかなあ?

>>dembo
「[新世界秩序]と称して、少数のエリートが結託して、全人類を彼らの邪悪な行動指針に従う奴隷にしようとしていることを暴露してほしい」と私も思います。日本では強欲資本主義というか、
ケケ中さんたちですね。http://amba.to/VLbjOA

中東に[劣化ウラン](http://bit.ly/rekkaUran)を撒いて。