"You-messages"に注意 | あ~どうしたものか

あ~どうしたものか

社会問題=PTSD現象。

“郷土なくして人生なし”
ということで[複合汚染]時代をサバイバル、平穏死を子々孫々繋いで生きましょう。

拝読ブログ
http://maminyan.blog5.fc2.com/blog-entry-228.html
ブログ主さんは「疑問形の分化」と難しいことをお書きです。私も、かつて疑問形の言葉は「素直に」発問と捉えて返事をして相手の怒りに油を注ぐことがよくありました。しかし、私は、「疑問形の分化」とは別の形で認識して、そういう間違いを回避できるようになりました。それは、"You-messages"に注意することです。

"You-messages"とは、主語(話題にされている人や行為者)が「あなた」「君」などの第二人称になるメッセージのことです。実際、拝読したブログの主さんが挙げられた例は、第二人称「あなたは」が明示されていないものには付加すると、

> 「何であなたは協力しないの」
> (怒りの表明・非難、注意、指示)
>
> 「そこまで言わなくてもいいんじゃない」
> (非難、制止)
(あなたが)そこまで言わなくても……」
>
> 「何やってるの」
> (怒りの表明・非難・制止)
(あなたは)何やってるの」
>
> 「何度言えばわかるんだ」
> (怒りの表明・非難)
> 「何度言えば(あなたは)わかるんだ」
>
> 「今、何時だと(あなたは)思っているんだ」
> (怒りの表明・非難)
>
> 「遅刻してもいいと(あなたは)思っているのかね」
> (非難・注意)
>
> 「(あなたは)馬鹿にしているのか」
> (怒りの表明・非難)

という具合です。これ、全部、ノン・アサーティブどころか、アグレッシブになってしまっています。つまり、話者には怒りがあると推察されます。——なんて呑気に書いていたら、小学生の子熊から「普通の人は、ごちゃごちゃ考えなくても、話し相手の怒りを感じとるものだよ」と言われましてございます。あっそ~。それはよかった。私には分からないから、代替手段として、

相手が発したメッセージが"You-messages"であれば、相手は怒っている可能性が高い

と考えることにしているわけです。大体、当たりますよ。お試しあれ。

逆に、自分が怒っているわけでもないのに、考えなしに"You-messages"を使うと、アグレッシブに取られてしまい、トラブルの元になりやすいので注意しています。