先日、ブログ『YOKOのラピッドサイクラー(急速交代型)と共に』(から捨てネコ氏のブログにお引越した)エントリ『PTSDの治療 ⑩』を拝読しました。内容は、PTSDのバッチフラワーは、スターオブベツレヘムだという話でした。
このことは、kyupin先生のブログ『kyupinの日記 気が向けば更新 (精神科医のブログ)』にも以前からあちらこちらに書いてあります。たとえば、エントリ『スターオブベツレヘム』には、
> スターオブベツレヘムは最もトラウマに関係が深いレメ
> ディと思う(たぶん)。
神田橋先生の講演録で、思わず笑ったのは、次の部分です。
> バッチフラワーを知っている人は変な精神科医なんです。
工エエェェ(´д`)ェェエエ工
そんなことで「変」だとは……。講演者の神田橋先生ばかりか、kyupin先生も「変な精神科医」にされてしまいます。それはさておき、スターオブベツレヘムを使うと、どうなるのか?——神田橋先生の講演では次のとおり。
> それで気がついたのは、「スター・オブ・ベツレヘム」
> を使っても外傷体験自体はきれいに過去のものにはなら
> ないということです。ただ、外傷体験を思い出したとき
> の迫力、思い出したときの本人の心が揺れる程度が軽く
> なるんです。
> ……(中略)……
> このバッチフラワーは病的な構造を処理しているわけで
> はなくて、病的な構造の中に大量に備給されている精神
> 的なエネルギーというか、別のことばでいえば、スタン
> スのゆがみが修正されていくので、そういう外傷体験と
> か恐れとかいろいろなものがあっても、そこにばかりに
> 固執したような意識のスタンスでなくなるということで
> あろうと思います。