富山を出た後は、一路、
旦那さんの仕事の関係先でもある鳥取へ!
少し時間に余裕があったので、
昨年お参りしてとても気持ちが良かった、
京丹後市の「比沼麻奈為(ひぬまない)神社」を再訪しました。
伊勢神宮の外宮に祀られている豊受大神は、
元々はこの地におられたとか。
社殿は伊勢神宮と同じ神明造で、
神職さんがよく手入れをされている、
静かなお社なんです。
清々しい心地になり、鳥取へ。
翌日は、旦那さんが仕事をしている間、
のんびり市内を楽しみます。
まずは・・・
「朝カレー」!
実は鳥取市は、
日本一カレールーの消費量が多い、
カレー王国。
家でもカレーが好きなら、
もちろん外でも!(笑)
というわけで、カレーを出して22年という、
「Café木の香り」へ。
こちらのカレーは、
「薬膳」を意識した5色の食材や、
カレー粉のブレンドはもちろん、
体の状態に合わせた「追いスパイス」が
できるのが画期的!
しかも「朝カレー」は、
5色の野菜サラダにカレー、
さらに有機コーヒーまでついて、
500円ポッキリ!という破格!
お店のマダムは、
50歳を過ぎたときに、会社以外の人生を考え、
退職して喫茶店を始められたとのこと。
それから22年、来られるお客様の顔を見ながら、
「この方にはこうしたほうがいいかな」という
気遣いすることがやりがいにもなり、
それが喜ばれることにもなり。
子供のころからのお客様が
大人になって遠くに行っても、
帰省した時にまた寄ってくれることから、
全国に子供がいるような楽しさがあり。
「仕事だからやらなきゃ」ではなく、
「やりたい」という気持ちでいられることの
嬉しさと心のハリがあることからか、
実年齢から10歳以上はお若く見えるのです!
「喜ばれる仕事をすることの素晴らしさ」
のチカラを見せていただきました^^
カレーも後引く美味しさでしたよ!
お腹が満ちた後は、そこからほど近い、
「鳥取民藝美術館」へ。
「民藝」とは、無名の職人が作る
日常生活の「民衆的工芸」の中に、
美術品に劣らない健康的な美しさがあるとして、
大正の終わりから始まった文化活動です。
その活動は鳥取でも起こり、
中心となったのが吉田璋也。
吉田氏の集めた作品や意匠した作品を
見ることができる、小さな美術館です。
どの作品も味わい深い!^^
名もなき名工はたくさんおられます。
良いものを見ると、
良い器を使いたくなりますね^^
そんなわけで、お昼は、
美術館の隣の「たくみ割烹店」に。
こちらは、「しゃぶしゃぶ」の発祥のお店で、
鳥取和牛も食べられます。
なのでランチは、鳥取和牛を使った、
みそ煮込みカレーとハヤシライスの
ハーフ&ハーフを!
カレー2食目(笑)
ごろっとした牛肉が入った、
味噌が隠し味のカレーはまろやか、
ハヤシライスはトマトの酸味が爽やかで
両方美味しい!
器は民藝!
デザートにスイカもいただき、
満腹です^^
午後は腹ごなしに街歩き。
駅前には大国主命と因幡の白兎のモニュメント。
夕方からは、鳥取のお気に入りの場所に行きます。
それは・・・
銭湯!
銭湯といっても、侮るなかれ。
「温泉」なのです!
県庁のある鳥取駅から徒歩10分の市内に、
温泉があるんですから、鳥取スゴイ!
私のお気に入りは「日乃丸温泉」。
昭和感あふれる浴場で、
チケットは自販機なものの、
男湯・女湯の間に番台があり、
ロッカーもまたレトロ。
洗い場の蛇口もまたレトロ。
源泉かけ流しのお湯は青みがかっていて、
なめるとちょっとしょっぱいです。
効きそう!そして熱い!(笑)
たっぷり汗をかいて、
たっぷり水を飲んで、
デトックス!
鳥取も良いところです!✨