朝ドラの『虎に翼』を楽しみに見ています＾＾
先日、ヒロインの上司の多岐川さんの言葉に
惹きつけられました。
「君も正しい。俺も正しい。
喧嘩ほど時間の無駄はない。
分かり合えないことは諦めろ！」
人には、未来展望型と過去回想型がありますが、
きっと多岐川さんは、未来展望型ですね(笑)
意見が対立した時、
過去のことを振り返りながら、
自論を説明することは、
相手に理解してもらうために
必要なことです。
でもそれで、相手が理解し、
納得するとは限りません。
そしてなぜ自論を説明するのかというと、
「自分のほうが正しい」
と、分かってもらうためでもあります。
でもそれは、「相手は間違っている」と
認めてもらうこと。
けれど、どんなに言っても、
相手が曲がらないこともあるでしょう。
それに自分も、
相手の言うことを聞くのは、
「自分が間違っている」ということなので、
認められないこともあるでしょう。
それぞれに言い分があります。
つまり平行線になります。
なので多岐川さんの、
「君も正しい、俺も正しい」
というのは、まさにその通り。
もちろん、
原因を追究して語り合うことや、
喧嘩をすることで
理解が深まるケースもあります。
でも、いくら時間を使って話しても、
喧嘩をしても、決着がつかないこともあるのです。
お互いが正しかったら、交わりません。
だから、
「喧嘩ほど時間の無駄はない」
というのも、まさにその通り。
そして
「分かり合えないことは諦めろ！」
というのも、
決着がつかないことを
ああだこうだ言っても、
結局はお互いの正しさの平行線。
だったら、潔く諦めて、
前に進んだほうが、
建設的でしょう。
うーん、さすがは
「家庭裁判所の父」
がモデルなだけあって、
言うことがふるっている！
そんな名言もいろいろ飛び出す、『虎に翼』。
これからも楽しみに見たいと思います！＾＾