❦小説 「僕の手は君の」 <解説>ユイ君はどうしてキスしないんでしょうか?<解説>ユイ君はどうしてキスしないんでしょうか? こんにちはAyaです! みなさんいかがお過ごしですか? 金曜日の夜なので、ゆっくり家で過ごされている方が多いかもしれませんね!わたしもその一人です。夕食を済ませ髪を乾かし終わって、コーヒー飲みながらパソコン触ってます。 沖縄は今夜蒸し暑いですよ。 だから、クーラーついてます。 梅雨はクーラーつけないと暑いし、床がペタつくし(フローリングなので)、布団や洋服は重く感じるしでいいことないんです。仕事から帰ってきて、20分程空気を入れ替えしたら全部閉めてエアコンをつけるので、今は涼しくて快適です(笑 さぁて、何の話をしようかな? 金曜日だし、小説の話をしましょうか(笑 11話で初めてキスをした二人 キスをしそうな場面が何度か出てきますが中々踏み切れない二人。 まぁ、それねユイ君の考え方次第で、状況は変わっていたと思います。 彼は、5歳で初めて雪に会って恋をします。 もらった飛行機のキーホルダーを大切にしながら、図書館で何年も彼女を探していました。いつも学校が終わった後か、週末の時間を使って行くしかなかったんですね。ただただ、彼女が現れるのを待つしかなかったんです。 恋人はいないんですよ。 一途な彼です。会えるかわからない人を探して待ち続けるなんてわたしにはできないかな。だって10年ですよ。ずーっとひとりなんて、周りは恋人がいて楽しそうなのに。寂しいですよね。ユイ君は男気のある男性だと思います。近寄ってくる女性にも見向きもしない硬派なタイプです。 10年以上が過ぎ大学生になった彼は、ずっと彼女を探してましたね。もう遠くへ引っ越したのかもしれない。それか結婚したのかもしれない。そんなことを考えながらも、諦めないんですよね。 そんなある日、友人が夜の図書館に行ってみら?と助言をします。無駄だと思いつつも、何度も期待と絶望を繰り返している彼に取っては希望の光でした。そんな通い続けたある日のこと、彼女と再会をします。 彼の胸は高鳴り手は震えていました。両手を握りしめ出口で彼女を待ちます。出てきた彼女に声をかけ、彼女から貰ったキーホルダを見せましたが彼女は覚えていませんでした。彼は絶望の底に突き落とされます。 これ、事情がわからないから絶望するしかないですよね。この弱った時でさえも、彼は誰も寄せ付けないですよね。心のどこかでまだ信じられなかったんです。 それから数年が経って彼女にばったり会うシーン。彼女を見つけた彼は、ドキドキしていました。でも彼女は3年前に会った彼を忘れています。 期待半分、やっぱりと思う気持ち半分でした。 でも近くで彼女を見ることができて嬉しかったんですね。恋い焦がれる彼女と同じ空間にいれることが何より幸せだったんです。そんな状況の中、まさか彼女から声をかけてくるなんてあれには驚きましたよ彼。心臓ばくばくです。彼女に触れるのは、あの手を繋いだ時以来ですからね!ここから、彼の恋が動き始めるんですね! そう、彼はやっと好きな人に自分を知ってもらえたので嬉しかったんです。 そして、彼女との距離が近づくほど慎重になるんです。どんな関係になっても、側にいたいという彼の強い思いがあるから。彼は彼女が自分を受け入れてくれることに幸せと嬉しさを感じる反面、不安も感じていて前に進まないように踏みとどまっているんですね。 彼女から迫られるシーンもありましたね、しちゃえばいいのにって思いますよね・・あのシーン。普通の男性なら迷わずしますね!(笑 失うことを考えたくない彼は当然ながら避けます。離れたくないんです。恋人になれる100%の確約があれば飛び込みますが、1%でもダメなら、彼は踏み止まります。全てを失うことの苦しさを知ってる彼は、二度とあの時に戻らないと心に決めているから。 だから、彼女に迫ることもなく、求めることもしない、要求することもない。 そして告白することもないのかもしれませんね。 ただ、彼女の側にいて守っていたい、それだけなんですね。 自分の幸せがどこにあるのか、彼はわかっているんです。他人の価値観でなく、自分の価値観で幸せの距離を計っている彼。優しさと強い意志を持ちあわせ、自分に対しての強い理念を持っているんです。 ユイ君、段々とカッコよくなってますよね? 初めの頃は学生ぽさがあったのが、雪に会って成長していく彼。 いい男になりつつあります(笑 長い片思いと、彼の家庭環境、優しい母親の影響を受けた彼だから、今の彼なんだと思います。 次回第13話では、彼の母親が登場します。小さい頃に息子を助けてくれた女性であり、そして息子が恋い焦がれていた女性、さぁどんな再会になるのでしょう。 Ayaでした。 11話と12話、<お知らせ>したように加えた場面があります。 追加シーンの写真 第11話こちら 『小説 「僕の手は君の」 No11 キス見えなかった真実』 「ねぇ、ママ用紙は?」 「バックの中かな?」 「ないよ、あれ明日提出だからね。」 「うん、わかった。それまでに探しておくね。」 「行って来ま…ameblo.jp 第12話こちら 『小説 「僕の手は君の」 No12 襲う記憶の波』 どうやって家に着いたのか覚えていない。 頭の中はあの言葉が何度も繰り返されていた。 「ママのお友達ですよね。」 確かに彼女…ameblo.jp 第1話から 『小説 「僕の手は君の」 No1抱き寄せられて…』 「痛っ、」切れたか、人差し指に痛みがはしる。 「大丈夫ですか?」 隣の女の子が心配そうに言う。斜め前の子も振り返って 「どうしたの??」 と話しかけてきた…ameblo.jp 新作「シークレットバケーション」第1話 『小説 Vol.1「シークレットバケーション」 わたしには秘密があります』No.1 わたしには秘密があります あぁ、幸せだわ。全てが自分の好きにできるから!私は大学1年の上江洲さゆり。こんな生活をどれだけ待ち望んでいたか。だって1人…ameblo.jp
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