沖縄の青い海
透き通るような沖縄の海、私も大好きです。
 
 
そんな沖縄の海
 
365日のうち旧盆の3日間は
海へ入ってはいけないんです。
 
 
 
みなさん、知ってましたか?
 
これ沖縄県民なら誰もが知っている話です。
 
 
 
 
 
小さな頃から、聞かされてきました
 
「お盆に海に入ると霊に足を引っ張られるよ」
 
 
 
 
 
 
沖縄の青空
 
誰もがそう聞かされて育ちました
 
 
 
小学校の先生も夏休みに入る前には
 
「お盆には海に近づかないように気をつけましょうね」
 
と言ってましたし
 
親も親戚も皆、口を揃えていいます
 
 
 
「危ないから海には行かないで!」
 
 
 
 
 
透明で水色の波模様の水面
 
 
沖縄のお盆の時期は、
あの世から霊が集まってきやすいと考えられています。
 
 
 
ご先祖様たちも海を渡って戻ってくると考えられているため尚更です。
 
もし海に入ってしまったら、成仏できない魂が一緒に連れて行ってしまうから・・・ダメ!
 
 
実際、毎年、お盆期間中の水難事故はかなりの確率でおきていて、それを知っている沖縄の人はお盆に海に行くことをしません。
 
海に近づくことさえしません、
 
海に入らなくても、海の近くにいれば
呼ばれてしまうからです・・
 
 
白い砂浜の波打ち際
 
 
元々、旧盆は、新月や満月の前後になるため、大潮にあたります
 
海面が高くなるんです。いつもよりも深い海ということです。
 
満潮と干潮の差が普段よりも大きく、海水の流れも速いんです。
 
そのため、海の事故も起こりやすいんです。
 
 
 
 
 
沖縄の人は、海へ行くと必ず満潮と干潮の海の動きを確認します
 
海の満ち引きには敏感です
 
 
今、満潮なのか干潮なのかの判断をして泳ぐんです
 
満潮になりつつあるなら、気をつけなければいけません
 
時間が経つに連れ、さっきいた場所が急に深くなるからです。
 
 
それに比べ干潮は、だんだん水面が低くなっていくので安心です
 
よく、海が消えて陸の部分が広がる現象がこれです。
 
 
 
 
 
満潮や干潮の時刻は、いつでもネットやアプリで調べられます
 
気がつかないかもしれませんが、ホテルでも掲載されているはずです。
 
 
 
 
 
もちろん、見て判断もできます
 
それは、砂浜です。
 
満潮になりつつある場合は、海水との境目の砂が乾いています。危険
 
干潮になりつつある場合は、その境目の砂は濡れています。安心
 
 
 
 
 
波でもわかります
 
砂浜に上がる波の今の位置と、10分後の位置をを見るんです
 
10分後の位置が海よりなら、引き潮(干潮)安心
 
10分後の位置が浜よりなら、満ち潮(満潮)危険
 
 
 
 
沖縄のお盆は、この満潮よりも高い「大潮」あたるので危険なんです。
 
 
 
 
 
 
「お盆に泳ぐと連れて行かれるよー」
 
霊も信じらていますが、
月と太陽の引力による大潮が関係しているんです
 
 
 
 
 
透き通っている大きな大きな海
 
 
沖縄旅行に来た際には
満潮と干潮の時刻の確認をして見てください。
 
そして安全のためにも、ホテルや
ライフセーバーの要る海で泳ぎましょう。
 
 
 
 
 
 
 
 
沖縄民県が
 
 
お盆(旧盆)に海に近づかないのは
 
 
 
今でも本当の話ですよ。