ぐりです
奥田英朗さんの小説を学生時代に初めて読んだのがこちら
でした
それまで、読書の面白さはそこまで感じたことがなかった
のですが、これを読んで読書が好きになったと言っても
過言ではありません
内容は精神科医 伊良部という色白で太っている男性が
主人公で、彼のもとに悩める様々な患者さんがやってくるの
ですが、伊良部自身がとても変わり者で、治療方法も予想外な
ものばかりなので、患者さんより伊良部自身が何か問題がある
のではと思わずにはいられないだけど、そんな伊良部の
ようになれたらある意味最強かもしれないとも思わされる
ような作品でした
私は通学電車の中で読んでいたのですが、面白過ぎて
車内で一人で吹き出してしまい、笑いをこらえるのに
苦労しました
読書でこんなに面白いと思ったのは初めてで、この本は
姉から借りて読んだのですが、姉も面白かったようです
何より伊良部がぶっ飛んでて最高で、こんな風に生きれたら
強い少しは見習ってもいいかも・・・と思いました
何かと気疲れしたり、周りの事が気になったりしてしまう
自分には伊良部のようなマイワールドも必要だなと思ったり、
いや、でも伊良部になりたいわけはないと言い聞かせたり、
そんなことを思っていた気がします
笑える本を読みたい人におススメです
泣ける本やほっこりする本は探しやすいけれど、笑える本って
意外と探しにくいと思ってるのでちょっと笑いたい時にいいな
と思います
また、こちらは映画やドラマにもなっていて、ドラマは
少し見たことがあるのですが、シュッとした俳優さんが主人公
を演じていて、イメージと全く違ったのでイマイチ面白さが
出ず、観るのをやめてしまいました
映画は口コミを見る限りでは、イメージと違う部分もあるが
内容は面白かったというコメントも見受けられたのでドラマ
よりは良かった様子
なのでやはり、本を読むのをおススメします
本日もブログを読んで下さってありがとうございました