― 利便性重視の新フォーマット「Daily Shops」―

米IT大手 Amazon は、オーガニック食品スーパー Whole Foods Market の新たな小型店舗フォーマット「Daily Shops」 の実証を進めています。

これは、従来型の大型店舗とは異なり、“手軽さ・立地・スピード” に特化したコンビニ型ホールフーズです。

🏙️ 店舗サイズは通常の「1/5以下」

Daily Shopsの店舗面積は約4,800〜8,000平方フィート(約450〜740㎡)

通常のホールフーズ(約40,000平方フィート)と比べると大幅にコンパクトで、都市部の高人流エリアに出店しやすい設計です。

📍最近の出店状況
・ニュージャージー州ホーボーケン:2024年12月18日オープン
・ブルックリン:2026年初頭オープン予定
・マンハッタン:すでに3店舗
・バージニア州アーリントン:1店舗

🥗 商品は“すぐ買える”必需品に特化

Daily Shopsでは、

・持ち帰り用の惣菜・軽食
・飲料
・ウェルネス関連商品
・日用品

など、短時間で購入できる商品構成が中心。

大型店ほどの品揃えは持たず、近隣のホールフーズを補完する存在として位置付けられています。

🤖 「Amazon Go」失敗からの学び

アマゾンは過去、レジなし決済の「Amazon Go」 を展開しましたが、

・売場レイアウト変更が多い
・運営コストが高い

といった課題から、過去2年間で半数以上を閉店しています。

今回のDaily Shopsでは、

✔ 可動式ディスプレイ
✔ 柔軟な売場変更

を前提とした設計に変更し、“テクノロジーより運営効率” を重視しています。

🚚 配送特化モデル「Amazon Now」も同時進行

アマゾンは2024年12月、30分以内配送を目指す実験サービス「Amazon Now」 も開始しました。

・生鮮食品
・日用品
・化粧品

配送専用拠点から提供するモデルで、年内に即日配送エリアを1,000都市 → 2,300都市へ拡大予定です。

📌 不動産・投資視点での注目点

✔ 小型・高回転店舗=都市部不動産との相性◎
✔ 大型SCよりも路面・駅近立地が有利
✔ 小売は「広さ」より「利便性」の時代へ

📝 まとめ

アマゾンは、

・大型スーパー
・無人店舗
・即日配送

を試行錯誤した末、「小さく・近く・早い」 という現実に回帰しつつあります。

Daily Shopsが成功すれば、都市部リテール不動産の需要構造にも新たな変化をもたらしそうです。

👉 今後の出店エリアと不動産戦略に注目です。