2023年,今年もよろしくお願いします.
寒くてジールの整備ができてません.
部品はそろっているのですが,重い腰が上がりません.春までこのままですかねぇ.
通勤で使っている自転車ですが,ライトの問題は解決したのですが,今度はリアブレーキの鳴きがうるさくなってきました.
「キーぃぃ」ではなく,
「ぐぎいいいぃぃ」です.
やかましすぎて,ブレーキをかけるのをためらうほどです.
早朝にこんな騒音を聞かせてしまっては通勤途中にお住まいの皆さんに不快な朝を迎えさせかねません.とっても迷惑です.早急に何とかしないといけません.
屋根付きの自転車置き場に空きがなく,雨にさらされての駐輪なので,サビが浮いていると思いました.
パーツクリーナーで掃除してみましたが,鳴きが止まったのは一瞬で,すぐに鳴き始めました.
分解してサビを取ろうかと思いました.リムが歪んでいるのでそれも直さないといけないし.
鳴きを止めようと調べてみたら,リアブレーキ(ハブブレーキ)にもいろんな種類があることを知りました.
- バンドブレーキ
- サーボブレーキ
- ローラーブレーキ
私の自転車はローラーブレーキでした.内部にローラーが入っており,カムで押し広げて回転を止める仕組みだそうです.構造的にはスクーターのプーリーに似ています.
なんとこのブレーキ,ローラーに潤滑油が必要なのです.なぜキャップが付いているのかと思っていたのですが,潤滑油(グリス)を注入する穴でした.知りませんでした.
ブレーキの鳴きの原因は,ローラーの潤滑油,つまり油切れによる金属摩擦音でした.
グリスの注入は5年とか10年に1度くらいの頻度だそうで,注入時期だったのでしょう.
では,グリスを注入しましょう.
専用のグリスがあるそうですが,家にあるなんとかグリス(白色)を注入しました.タイヤを回してグリスをなじませます.
早速走らせてブレーキをかけてみました.
鳴きはぴたりとなくなりました.
しかし,1週間ぐらい経つとまた鳴きが始まりました.
グリスの量が足りなかったようです.なにせ10年以上もメンテナンスしていませんでしたからね.今度はたっぷりと注入しました.
いままでやかましくて仕方がなかったブレーキの鳴きですが,たった数グラムのグリス,ちょっとしたメンテナンスで快適な走りになりました.これで回りに迷惑をかけなくなったし,勉強になりました.