カーブミラーの錯覚 | イルカに乗った中年

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「ジャンプするイルカ」こと,ヤマハZeaLをメインにしたブログです.

今回はジールの話ではありません.カーブミラーのお話です.

 

見通しの悪い交差点や曲がり角にはカーブミラーが設置されています.クルマや自転車の鼻先を出さなくても人やクルマがいるかどうか確認ができ,安全に通過することができます.

 

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しかし,私はこのカーブミラーが苦手です.

 

例えばこの交差点.左に行きたいとします.

右側の見通しが悪いため,カーブミラーで確認します.

 

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カーブミラーには白い車2台とグレーの車1台が映っています.

 

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目視では白い車2台がこちらに向かって走ってきています.グレーの車は見えませんが,向こうへ遠ざかっています.

 

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このとき私はグレーの車がこちらに向かって走ってきていると勘違いしてしまうのです.

 

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カーブミラーに映る像は虚像なので,左右反転しています.そのため,実際はカーブミラーに映っている左側の車がこちらに向かってきているのです.

 

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カーブミラーで確認しても自信がないので,結局前に出て目視で確認してから通過しています.

 

夜間ならヘッドライト,テールランプの色で向かってきているのか,遠ざかっているのかはわかりますが,上記の理由からやはり自信がないので,目視をしています.

 

「行けるかな?」

「大丈夫,大丈夫」

「行けるだろう」

「行ってしまえ!」

 

のような「だろう運転」で事故を起こしたくありませんからね.

 

 

【おまけ】

正像を映す鏡がないか調べてみたら,ありました.

三面鏡のような合わせ鏡のようです.結構いい値段します.

 

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