前回のつづきです.
ETCが作動しません.エンジンの振動でインジゲーターランプが付いたり消えたりしています.
断線の可能性が高いので,電源を取り直すことにしました.
前回はヒューズボックスから取り出す方法を採用しました.配線やコネクタを加工することなくできるので,容易だったからです.
しかし,元の平型ヒューズが切れてしまうと,写真のヒューズとコードのセットごと交換しなければなりませんし,500円します.
また,ヒューズボックスから取り出すと,ヒューズボックスにフタがあるため,コードをはさみ込んで取り出す形になり,断線の恐れがあります.この方法はあまり好ましくありません.
今回の不具合はこれが原因かと思い,断線しているかどうかチェックしましたが,幸い断線していませんでした.
このままでは断線する恐れもあるので,取り出す位置を変更しました.ヒューズボックスとコネクタの間のコードから取り出しました.マーカーで記した「赤/白」のコードの部分です(前回はヒューズから取り出しています).
取出し方法は,二又コネクタを使用しました.コードを通して潰すだけです.
これで他に影響を与えることなく直接電源を確保できました.ヒューズの先のコードが細いことが少し気になりますが,いまのところETCのみなので,別の電源を取る場合になったら交換することにします.
ヒューズボックスを組み直し,キースイッチを入れましたが,ETCのインジゲーターランプが点灯しません.
調べを進めると,電源用コネクタ不良でした.コネクタピンが抜けかかっていて,接触不良を起こしていたようです.
コネクタを動かすと接触・断線を繰り返すので,コネクタを交換することにしました.
交換するコネクタがこちら.
元と同じ防水型にしようと思いましたが,適合するコードのものがなかったので,非防水型のものにしました.カバーをするので問題ありません.
キーを入れて導通確認をしましたが,問題ありませんでした.
動作確認はパラリンピック期間中の夜間5割引きの時にしようと思います.