ETC取付その2 | イルカに乗った中年

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「ジャンプするイルカ」こと,ヤマハZeaLをメインにしたブログです.

ジール再生計画第3部.ETC取付のつづきです.

 

ヤフーオークションで訳ありETC2.0(アンテナ線が断線している)を15,120円で落札.取付作業に入ります.

 

届いた商品はこちら.アンテナ分離タイプで,インジゲーター付きです.欠品はないようです.取扱説明書はダウンロードすれば良いので問題ありません.屋外使用なので,使用感はあります.

 

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問題のアンテナ接続部分は,やはり無理やり引っ張って抜けたようでした.パッキンを外して,コネクタ部を持って外せば高く売れたのになぁと思いましたが,おかげで安く買えたことに感謝です.

 

 

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幸いなことに,先端のコネクタピンが残っていました.これがないと厄介なことになっていましたからね.

 

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コネクタって,付属部品がとても多いんです.それに,半田付けをしないコネクタは専用工具が必要です.これは半田付けしないタイプで,専用工具が必要ですが,今回は何とかなりそうです.

 

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本来なら先端のピンがもう少し見えると思うのですが,少し引っ込んでしまいました.少し心配です.

 

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車両取付作業に入ります.

 

まず,アンテナ,インジゲーターの取付位置を決めます.

左側はスマホホルダー(ワイヤレス充電式)が取り付けられているので,右側に取り付けました.取付金具は,ミラーネジ用だとリザーバータンクに干渉してしまうので,ミラーステー用のものを使いました.そのままではミラーのバーに干渉してしまうので,少し曲げてよけました.

 

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つぎにケーブルの配線です.サービスマニュアルを参考に,既設のケーブルに沿わせます.燃料タンクは外さず,少しずらすだけで済みました.

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ルートが確定したら,結束バンドで固定します(隠れて見えませんが).

 

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コネクタ部分がちょうどリアカウルの隙間に入ってしまうため,擦れてしまう恐れがあるので,ちょうど手元にあったプチプチで養生しました.

 

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つぎに電源の取り出しです.

今回はヒューズボックスから取り出しますため,取り出しコード付きヒューズを使いました.

 

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プラス側は,ジールの場合,電源側(端子行先がメインスイッチ→バッテリー.写真の赤いマーカー部分)ならば回路上どこから取っても問題ないので,ヘッド(15A)から取り出しました.

ただし,ヒューズの差し込み方向は注意が必要です.スイッチを入れたときに電圧がかかっている方が電源側です.検電器やテスターなどで確認します.ジールの場合,写真のように左側にコードが来るように差し込みます.

マイナス側は目の前にあるバッテリーのマイナス端子に直接接続しました.

 

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つぎに本体の設置です.

タンデムシート下の収納スペースに入れました.マジックテープで固定しようとしましたが,リアフェンダーを兼用しているため,底が凸状に丸みを帯びていて,固定できそうにありません.

とりあえず,使っていないグローブを本体の上下に置いて,クッション代わりにしました.imageimage

 

燃料タンク,シートを戻して作業完了です.

電源投入後の動作確認も問題ありませんでした.

 

バイクショップ(はじめに行った店ではない)へセットアップをお願いに行きましたが,セットアップ用のカードを入れること5秒.あっという間に終わりました.セットアップ料金は2,700円.うーん.

 

 

最後の確認作業として,ゲートをきちんと作動するかどうか.

 

帰り道首都高に乗りました.アンテナのコネクタピンが少し引っ込んだ状態になってしまいましたので,少し心配です.

 

料金所に差し掛かりました.念のため,「現金/ETC」共用ゲートを通過します.

 

バーが開きました.

 

ホッとしました.前方のバーに集中していたので,インジゲーターは確認できませんでしたが,説明書を見ると,アンテナのインジゲーターが点滅するそうです.

 

 

首都高での走行は快適で,加速,カーブ,制動は問題ありません.Bruetoothインカムのラジオもよーく聞こえました.

スマホホルダーの取り付け位置も良く,首を動かさずに目線だけで見ることができました.

 

強いて言えば,風受けが強いです.ネイキッドなのでそれは仕方がありません.

 

ETCの恩恵は圧倒的に首都高です.ETCならば距離に応じて料金が精算されますが,現金の場合はどんな距離でも上限の1,320円を料金所で取られます.

2.0の恩恵はバイクにはあまりありませんが,今後に期待します.