燃料タンク 再サビ取り その2 | イルカに乗った中年

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「ジャンプするイルカ」こと,ヤマハZeaLをメインにしたブログです.

ジール再生計画.前回のつづきで.燃料タンクの再サビ取りです.

 

タンク内の油脂,コーティング剤がはがれたようなので,サビ取りをします.

 

専用のサビ取り剤を再度使おうと思いましたが,お財布の都合上,ネット上で良く拝見した,サンポールを使うことにしました.

 

実は某ダイソーで買おうと思ったのですが,近所にお店がないので,某キャンドゥで同じようなパッケージのものを買ったのですが,家に帰って表示を見たら,

 

液性:アルカリ性

 

やってしまいました.サビ取りには酸性のものが必要です.

まあ,1本100円なのでひどくは落ち込みませんでした.

気を取り直してドラッグストアーでサンポールを買いました.アルカリ性のものは,会社の掃除のクソババアお姉さんに差し上げました.

 

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タンク容量15リットルに対し,サンポール0.6×3=1.8リットル,約8倍釈で使用しました.

90度程度のお湯にサンポールを注入.給油口の外は,ドレンパイプがあるので,液体を満たせません.タオルを詰めました.

 

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この状態で一晩放置しました.

 

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一夜明けて液体を抜き,中をおそるおそる見てみます.

 

きれいにサビが取れました.

 

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外側は完全にはサビが取れていなかったので,ブラシで磨いてサビを取りました.簡単に取れました.

 

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一度水ですすぎ,再度セスキ炭酸ソーダを使って中和します.

再度水ですすぎましたが,微量のカスが残っていたので,数回水を入れてシェイクして取り除きました.

 

その後はコーティング剤として,マリーン用の潤滑剤6-66をタンク内にスプレーしました.

少しスプレーしすぎたので,ガソリンを入れて余計な油分を抜きました.

 

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燃料キャップ,コックの穴が開いた状態で,また一晩放置します.

 

一夜明け,燃料キャップ,コック,フィルタを組み直して作業終了です.

燃料フィルタは交換しました.また,燃料コックの表示が奥まっていて見えずらいので,色を塗りました.

 

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油脂を取り除くという大事な作業工程を抜かしてしまい,キャブレターを3回も分解・清掃する羽目になりました(2回目はパッキンをケチったせいですが).

また,今回はコーティング剤として潤滑剤を使用しましたが,カスが完全に取り除けていないことを考えると,元から施してあったようなコーティング剤を使用し方が良かったのかもしれません.今後,底部に沈殿物がないか確認し,もしあれば物理的に取り除いていこうと思います.

 

 

次回はエンジン再再始動です.