キャブレターオーバーホール | イルカに乗った中年

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「ジャンプするイルカ」こと,ヤマハZeaLをメインにしたブログです.

新年明けましておめでとうございます.

2020年は世界中がコロナと戦う1年でした.今もなおも続いていますが,これ以上の事態にならないよう,できるだけの事はして,世の中に協力していきたいと思います.

 

 

ジール再生計画.

今回はキャブレターオーバーホールです.

 

タンク,インテーク(エアクリーナ)を外すと,4連のキャブレターが顔を出しました.エアフィルタはきれいだったので,そのまま使用することにしました.

 

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アクセルワイヤーを外そうとしたら,2本のうち,1本が切れていました.どうやったら切れるのでしょうか?はい,交換です.

 

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純正品は販売終了だったので,ヤフオクで中古品を購入しました.

 

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各部品を取り外す際は,無理やりに外さず,慎重に外さなければなりません.20年も前の車両なので,販売終了の部品もあり,中古品に頼ることになります.しかし,マイナー車ゆえにその中古品もない場合もあります.特に取り外しの際は,細心の注意を払って作業しなければなりません.

 

 

アクセルワイヤー,燃料ホース,チョークレバーを取り外し,マニホールドのねじを緩め,慎重に慎重を重ね,破損することなく,無事にキャブレターを外すことができました.

 

マニホールド表面にはヒビが入っていましたが,販売終了のため,そのまま使用することにしました.エアー漏れが発生していたらその時考えます.

 

外観はガソリン漏れの跡でしょうか,下部(フロート室側)にひどい汚れが見られました.ガソリンタンクの事を思うと,内部は見たくないです.

 

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勇気を振り絞って,フロート室側を開けてみましたが,思ったより汚れていませんでした.カブのときのようなこびりついた汚れもありませんでした.汚れも均一なので,きちんと動いていたと思われます.

 

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サービスマニュアルを見ながら分解し,キャブクリーナ,パーツクリーナで汚れを落としたら,見違えるほどにきれいになりました.

 

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キャブレター1個にこれだけの部品がありました.間違えたり,余らせそうです.(このブログは初分解ですが,写真は3回目の分解写真です)

 

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次回はこの分解したキャブレターを組立てます.

今年もよろしくお願いします.