ジール再生計画.前回のつづきで,キャブレターのオーバーホールです.
キャブレターを分解,清掃したので,組立てます.
ここからキャブレターオーバーホールの地獄ループに入ります.
その過程は追々アップします.
まず,ジェット関係.
①④のジェットは外れましたが,②のパイロットジェットは硬くて動かず,外れませんでした.しかも,ねじ山?をナメてしまいました.最悪です.単体ではできませんでしたが,清掃はしましたので,しかたなく,そのまま使用することにしました.
また,③のジェットブロック(ジェットの集まり)を留めているボルトが,3番(後ろから見て右から2番目)のものが折れていました.はい,交換です.
諸先輩のブログや動画を見ていると,結構な確率で折れていました.この車両もご多分に漏れずでした.工場での規定トルク値に誤りでもあったのでしょうか?
次にダイヤフラム.ゴムが変形しています.はい,交換です.可動部分がつぶされてくっついています.フタを閉めるときにキチンと閉めなかったような変形のしかたです.オーバーホールのために,一度分解しているのでしょうか?それても初期不良でしょうか?今となってはわかりません.
ヤマハにパーツの在庫はあるのですが,ゴムのみの単体はなく,アッシー(セット)で1個税込10,626円也(令和3年1月現在).値段を見て,そっとそのまま組立てました.
そして,Oリング.パッキン関係.
お金をかけたくなかったので,
ひとつも交換しませんでした.
これぞシロウトの真骨頂.
どれも硬化していて,パイプ接続部は外す時は硬かったのですが,組立てるときは若干緩かったです.ですが,そのまま組立てる事にしました.
苦戦はしましたが,部品を間違える事も余らすこともなく,キャブレターを組上げる事ができました.
ここで,エアクリーナ,ガソリンタンクを取りつけてエンジンをかけても良かったのですが,全て終わらせてからと思い,次の作業に移りました.
次回はブレーキです.