ジール再生計画.
燃料コックのオーバーホールです.
タンク清掃のときにガソリンが出てこなかったので,燃料コックを分解しました.
案の定,メイン,リザーブとも詰まっていました.
ブレーキクリーナで詰まりを取り除こうと試みましたが,つまりがひどく,取れません.
水で洗い,針金のハンガーで差しこんでみたら,泥が溶けるように取れました.
ガソリンの吸込口のフィルタはボロボロでした(写真上がメイン,下がリザーブ)
ヤマハの純正バーツには燃料コックアッシー(セット)のみで,フィルタ単体は扱っていませんでした.汎用品を探してみましたが,価格的に手頃な物がありませんでした.
調べていくと,自作を紹介しているブログがいくつかあったので,それを参考に私も自作してみました.
材料はスプリングと網(メッシュ)と針金.
写真左の外径8.5ミリがメイン用,右の外径8ミリがリザーブ用です,
スプリングに網を巻きつけ,針金で留めるだけ.
網は使い捨ての塗料用フィルター付き漏斗(じょうご)のフィルタ部分を使用.耐ガソリンです.参考ブログでは金属メッシュを使っていましたが,ちょうど手元にあったので,これを使いました.
取り付けるとこんな感じです.タンク側のOリング(パッキン)は外す時に切れてしまったので,交換しました.コック内部はそのまま使用しました.
コック出口の先の燃料フィルタ,ホースも交換しました.ホースはカッチカチで,弾力がありませんでした.
また,交換したホース(フィルタ出口側)が元より外径が小さかったため,緩かったので,後ほどホースクリップを適性のものに交換しました.
次回は電気系です.