大きな夢を見る時、何度も現れる「家」のイメージがあります。
「理想の家」って・・・私にとって、ものすっごく大事だった。
自分の夢の中のモチーフにおいて、
自分の心の中の家 = 人生の基盤
「自分の人生はコレがいい!」
って高らかに宣言できるビジョンを持つ事って・・・
実は、結構難しい事だと思うのです。
普通・・・
「結婚したーい♪」とか、
「たくさんお給料欲しーい♪」とかいいつつも、
じゃあ具体的にどういう相手と(会社と)、
どんな会話をしてどんな関係を作っていきたいのか?
っていう明確なビジョンって・・意外にない。曖昧なまま。
大抵は、自分の両親や、過去の彼氏との関係から、
なんとなーく・・・ズルズルと導き出されてる。
恋愛やキャリアのプランって・・・結構そんなもんだったりする。
自分の人生を絶対にこういう風に作りたい!
そういう「自分の人生の羅針盤」をゼロから考え出すって、
そもそも、どーすればいいのか、結構大変な事。
まぁ、私だけかもしれませんが・・・(・・汗)
ちなみに、私が思い描いてた人生はこんな感じ↓↓↓
東京都心の外資系オフィスで専門職として素敵な給料を頂き、
超都心のタワマンに住み(→1、2までは完全達成してた)
ヒルズの勉強会で出会ったMr.MBAと(→ほぼ達成してた)
2年付き合って結婚・・・♡(→ここ完全未達成!!!笑)
素敵「風」な人生を思い描きながら・・・
(こうやって書いてみると素敵だし!自画自賛)
いつもいつも「何か足りない・・」
ヒリヒリした焦燥感でいっぱいだった。
私の、居場所はどこにある?
いつまでも探し続けなきゃいけない・・・
芯から冷える孤独・・・
恥ずかしながら、そーゆーのありました( ̄_ ̄ i)
だからこそ・・・・
何度も、教育のための精神分析を受ける中で・・・
自分の夢の中の家を、
→壊したり →燃やしたり →引っ越したり・・
そういうプロセスを経て、新しい家へと建て直してくる中で・・・
なんどもくじけそうになったし、
元々の「素敵風な生活」に何度も戻りたくなった(マジで)。
だけど・・くじけそうになった時、いつも・・・
いつも常に力強くそびえ立つ「ある家」の姿が・・・
私の道しるべになってくれた。
これぞ「あぁ、ここに住みたい!」キッカケとなった場所。
我がファミリーには縁もゆかりもない・・まるで塔のような家。
(→一族郎党、全員田舎出身の日本人なんで・・爆)
まじ、家って大事。
心の奥底にある家を建て直すにあたって・・
私の場合、
心の中の「母の実家」を建て直し、
心の中の「父の実家」を建て直した。
母性のあり方、父性のあり方。
母性と父性の間のパートナーシップのあり方。
一族の間で数世代もの間「当たり前」だった事を・・
自分の中で、根底から作り変えたのです。
現実は、不思議。
気づいてもいない自分の心の奥底の風景と呼応する。
肝を冷やすようなプロセスの最中・・・・
最愛の母が大病で急死、
従姉妹の度重なる自殺、
祖父の死と遺産騒動、
次々に「生死」を問われる事件が起き、
現実にも、家をやり取りするようなシリアスな状況に追われ、
妹と必死で協力体制組んで、
父ともなんども怒鳴り合いのディスカッションを経て・・
まさに「家族ぐるみで人生を作り変えて」きた。
そしてやっと・・・
自分の理想の家の土台はこんな感じ!
女として、もし母になるとしたらこんな生き方がいい!
そう思った時・・・
今まで日本では見たことがなかった「母の像」を見せてくれた・・
チューリッヒの家と出会ったのです。
それは・・・・自分がずっと心の奥底の羅針盤としていた・・
塔のような家に所縁のある場所にあったのです。
「引き寄せ」って『いいものだけ』を引き寄せるってあり得ない。
心の奥底の自分の(先祖代々の)・・
見にくい(醜い)部分を含んだ「本当の姿」がそのまま現れるもの。
だからこそ、絶望的な自分の心の奥底の風景も・・・
まずは自分で、受け入れてみないと、なかなか変わらない。
ちなみに・・
私の心の奥底の家・・・
初めは超強烈でした(涙)。
私の心の奥底の家の変化を、次のブログでお見せします。