5月はイベントが多くて忙しく過ごしています。

 

イベントの合間にほんの少し鳥見に時間を割いていると言ってよいでしょうか。

 

少し前ですが隣県の田んぼでアマツバメに出会いました。そのとき撮影した写真を少し載せてみたいと思います。

 

 

 

 

 

ツバメ、イワツバメ、コシアカツバメが混じった群れの中に数羽いたアマツバメ。

 

飛ぶスピードがとても速く、トリッキーな動きで難物でしたが撮るのはとても楽しくて、時間が経つのを忘れ撮影に没頭していました。

17年前に書き始めたawakin blogですが、興味のあるテーマの一つが『無くなりつつあるもの』、『廃れつつあるもの』を自分なりに記録に残しておくことです。

 

それは次々に閉館していく映画館であったり、廃線になる鉄路、役目を終える旧型車両、茅葺民家や棚田、段畠など、これまでいろんな物を撮影してまいりました。

 

そして今回はハローキティ新幹線、きのうの日曜日の運用が最後でしたが、ハローキティの塗装だけでなく使用されていた500系・V2編成も引退してしまうそうですから、いよいよ500系(残るは4編成のみ)の終焉が近づいていると感じます。

 

運行最終日ともなると。各駅はカオスの状態になると踏みました。

 

最後はやはり静かに見送りたいので人のいない所へ…。地元三篠の日常風景に溶け込んでいる感じのハローキティ新幹線を記録に留めたいと思い、自宅から歩いて行ける太田川放水路から動画で撮ってみしまた。

 

朝8時36分、定刻にやって来たハローキティ新幹線・上りの最終便。

 

後ろには宮島が見えています。

 

こどもの頃から何十年も見慣れた風景、自宅から歩いて2分で着く放水路の堤防に腰掛けて新幹線を待ちました。

 

仕事をしていた頃から休みの日の朝、散歩していて時々目にしていた風景なのです。

 

昼14時11分、やはり定刻に通過するハローキティ新幹線・下り最終便。

 

最終日の5月17日は日曜日でしたから、河川敷の駐車場が開放されて多くの家族連れで賑わっておりました。テントが林立し、バーベキューの煙が漂ってくる草地からは少し離れた、洪水のときに流されてきた大きな流木の上に腰掛けてハローキティを待ちました。

 

明るい日中に運行されていたハローキティ新幹線、前任のエヴァンゲリオン新幹線が走っていたころはまだ仕事をしていたので平日にのんびり撮影という訳にはいかず、撮影出来たのは2回だけでした。それも撮影地は東広島市と徳山市のお立ち台でしたから広島市内で撮影した写真はなかったのです。

 

それが今回は広島市内、それも地元三篠で日常的に見ていた姿を記録に残せたのでよかったと自己満足しているところです。

前任のエヴァンゲリオン新幹線は約3年間の命でしたが、後を引き継いだハローキティ新幹線は約8年に渡って目を楽しませてくれました。

 

6年前に退職したawakinには時間があり、ピンク色の車体が広島を通過するのが午後2時過ぎの明るい日中であったことから、地元三篠を歩いているとき、太田川放水路の堤防を車で走っているとき、或いは広島駅界隈で買い物しているときなど、見ることはなしに自然に目に入って来ることが多くてそれだけ身近に感じていたのです。

 

そのハローキティ新幹線、泣いても笑っても今日が最後、今日は引退の日です。

 

先日から何度か記録を残すつもりで広島市内各所から撮影に臨んでいるのですが、歴戦の勇士である車体は汚れていて近くから見ると悲しくなります。なので引退前日のきのうは汚れが目立たない遠くから俯瞰することにし、といって人がたくさんいるかもしれないお立ち台も避けたいところで、結局近くの高峠山のお立ち台に上がる山道の途中にある市街地に向け開けたポイントから撮影することにしました。

 

あと一日、引退前日のハローキティ新幹線。(2026.5.16撮影)

 

きのうの広島の予想最高気温は29℃でした。

 

遠くからだと陽炎でフヤけた画像になることはわかっておりましたが、オリジナリティ最優先で臨みました。

 

思った通り撮影地にはCMの姿はひとりもなく、登山者が3人山を降りてきましたが、『何?何?、何を撮りよってんです?』、『あとちょっとしたらピンク色した新幹線が通るんですよ。涼しゅうて、人のおらん所から写真を撮りたいんでここにおるんです。』『ええ趣味じゃねえ。』といった感じで時間をつぶしながら撮った写真です。

 

さあ、今日はラストランです。

 

あと1時間ほどで上りのハローキティが太田川放水路上に姿を現します。

 

自宅からは歩いて2分です。朝はアイホンで動画に撮るのもよいかもしれないと思うところです。

渡りの鷹を観察しようと朝ベランダに椅子を出して座るようにしています。

 

これまでベランダ探鳥はヒヨドリの渡りが長く続く秋が主でした。春はヒヨドリの渡りが短く、これまで殆ど意識してなかったのですが、昨春頭上をツミが渡っていくのを偶然目撃したことから今年は春もちょっと座ってみることにしたのです。

 

秋と比べるとやはり個体数は少なく、自宅上空を飛ぶのを見たのはハチクマ、サシバ、ハヤブサくらいですが数はごくわずかです。

 

ただこれまで殆どしたことのない春のベランダですから、身近なところに非日常の世界が潜んでいることに気づかせてくれます。

 

隣家の屋根上でなかよしこよしするペア。

 

先日巣立った雛に餌を運んで給餌する親スズメの姿を見てほっこりしたばかりですが、雛は自立したとみえ2回目の繁殖に入ったようです。

 

身近なスズメですがハイタカが居ついて狩りを連日繰り返す冬場にはどこかに行ってしまいます。それが春になり、ハイタカが渡っていなくなった途端に姿を現して、次の世代へつなぐ繁殖行動に入るのです。

 

何十年も生きて来て、いつもそばに居て身近な存在だと思っていたスズメのこれまで知らなかった生態を、今更ながら気づかされたということでしょうか。

5月のこの時期、遠路はるばるインドネシア方面から繁殖のため我が国に渡って来る鷹ハチクマが飛んで来て、広島市街地の上空を東進していくことがあります。

 

三篠のわが家でベランダに椅子を出して観察していても、稀ですが高い空を飛ぶハチクマの姿を認めることがあり、日々の楽しみがひとつ増えているのです。

 

本当は連日山に上がってもっと近いところからハチクマを観察したいところですが、病院通いをしているうえ、ハローキティ新幹線の終焉が近いので、どうしても手軽な新幹線の撮影を優先してしまうのです。

 

何しろ新幹線の高架は自宅のすぐ近くなのです。橋を渡ればすぐに山で、新幹線を見下ろせるお立ち台もあり、重たい機材を担いで歩かないといけないハチクマよりもクルマから降りてすぐ三脚が立てられる新幹線で楽をしているということです。

 

三滝にあるお立ち台からハローキティ新幹線(撮影日:2026.5.13)

 

この日は鉄道カメラマンの中井精也さんが、「てつたび」で広電の特集で来広したときにも撮影地のひとつにした高台に上がってみました。

 

実はこの場所、ハローキティ新幹線の初日(2018.6.30)にここから撮ってやろうと待ち構えていたものの、当日東広島駅構内で線路立入による捕り物があって、結局目当ての新幹線は撮らずに帰ったという想い出の場所なのです。

 

あの日から8年経ちました。その後ドクターイエローはここから何度も撮影したことがあるのに、ハローキティ新幹線は一度も撮影したことがないことに気づき、最後の一枚になるかも?とやって来たというわけです。

 

定刻よりちょっと遅れて姿を現したハローキティ新幹線、同じようにちょっと遅れてやって来た上りの「のぞみ」と見事に被ってくれました。

 

お題をつけると、『邪魔師が来た!』といったところでしょうか。