感情と思考は
連動しているもので
思考の流れに応じて
感情も動くものです
さまざまな悩み、苦しみ
などの経験は、
物事に対する認識、そこから
次々と起こる思考、その一連の
ストーリー、が原因であり
その思考の流れに応じて
感情も強く経験されます
そこで、思考をコントロールして
ポジティブ思考を選ぼうとしたり
するかもしれませんが
カギは、思考を鎮めようとか
ポジティブになろうということではなく
むしろ、自分が、今、
これを感じている
こう考えている・・といった
気づき、アウェアネスにあり
その気づき、に関心を注ぐとき
その気づきの性質、そのものである
静けさが、あらわれ
自由な感覚が広がり
「正気」になるので、
自然に、本来の自分のエネルギー
であるポジティブな選択が
うまれてくるものです
気づいている自分に気づくこと
実際、関心、意識を向ける矛先
というのは、
とても大きな力があるものです
関心を向けることは、大きくなる
エネルギーが大きくなり、
形を生み出していきます
たとえば、
目の前に映っている物に
意識を注いでみると、
それがどんな名前か
その色や、形はどんなものか、
それは自分にどんな意味があるか
そこから、派生するさまざまな思い出なり
ストーリーが、次から次に思考として
浮かんでくるかもしれません
または、
ひとつの出来事、または、誰かのことを
を思いめぐらせてみて、
そのことを考え続けてみると
ますます、そのことに関する詳細情報が
あらわれてきて、ドラマ、ストーリーが
うまれるのが、わかるかと思います
また、それら２つの事例とは、
対照的に
自分の呼吸、身体に意識を向け
ただ、わたしは「在る」という感覚に
意識を向けてみる
もしくは、こんなことを考えている
という「思考」に気づいている、
気づき/スペースに意識を
むけてみる、
感覚は、かすかであっても
思考や出来事（形の次元）に関心を
注いでいる状態の感覚と
「在る」という感覚自体、
または、気づきに気づくことに
関心を注いでいる状態とは
異なるのがわかるかと思います
最近、ある方が
瞑想をするようになって
確実に気づきがひろがり、
センターの感覚を深く実感するように
なったというメールをいただきました
なんでもそうですが
ダイエットのプランをしたり
スポーツジムの情報を得ても
実践してみないなら、実感や
体験が得られないように
自分の人生の質を高めること
しあわせ、喜び、可能性を発揮し
それを表現していくといった力
本来の自分の創造エネルギーを
活性化していくなどのことは
自分の本質に関心を注ぐといった
「実践する」ことを通して
自ら、すでに、今、ここにある
満ち満ちた、宝、力を認めていく
うけとっていくことができます
つまり、静まって、自分と向き合う
「思考」「メンタル」レベルで向き合い
思考をめぐらせ続けて、ドラマを語るとか
反省するとかではなく、
思考を生み出している意識
すべての根底に流れる純粋なエネルギー
BEing、Presence、存在のエネルギーに
関心を注ぐこと、
また、気づき、アウェアネス、スペースに
気づくことといった
習慣を築いていくこと
これまでとは、逆の習慣
つまり、静けさそのものである
ご自身という無限の可能性に
関心を注ぐ習慣をつけるということです
静まることを通して
思考にも、感情にも影響されることない
時間と空間をこえて、在って在る
永遠の今、すべてである自分に
アクセスし、
より体感し、認めていくことです
形の次元、つまり思考の忙しい
動きのうちにのまれて、
そのアップダウンの刺激が
深く癖付けられている状態が
人生だ、
その認識の枠が、与える
快や不快の経験が、人生だと
とらえる人が多いかもしれません
また、もちろん、それもありで
必要な経験であり、それぞれの
テーマに応じて人生は経験されて
いきますが
ただ、意識が高まっている
今の時代において、
その「枠」をこえて、
在って在る、まったく、影響されない
至福、喜びそのものの本質から
物事を認識し、どんな経験も
同様により大きな創造性と
喜びの力に変えていく
意識である自分は
無限であるからこそ、
形の次元のみの
意識に過ぎないという前提で
その枠の内に生きなくていいこと
形の世界に身を置いていても
形の領域を超えて「在る」ことができる
ことを思い起こしていくことができます
自分とは、形以上のものであり
すべては、つながっていて
すべては、自分であること
その認識が、より明瞭になり
当たり前すぎるものとなり、
自由にそれぞれが
ユニークに自分を発揮していくことを
願って～
ますます、今、ここのうちに
ご自身の貴重な、パワフルな「関心」の力、
意識の力を、
今、ここ、在って在る、自分の本質
力の源に注いで、そこから、
インスパイアされていきましょう～