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今回は、外構でお願いしたお庭のタイルデッキについてです。

 

 

我が家の1階リビングは南側に面していますが、そのリビングの目の前に庭を造りました。

庭は、愛犬が気持ち良く走り回ってもらうために、管理が大変だということは覚悟の上で天然芝を敷きました。

では、リビングと庭を繋ぐものとして、何かしら設置するとすれば、一般的にはウッドデッキかタイルデッキを検討することになると思います。

検討するにあたって問題となったのは、お庭とリビングの高さです。

我が家では、リビングの床は庭面から約70cmの高さとなります。

(高さがそうなったのは造成の際の土の量とかいろいろ要因があった記憶です…。)

 

よくリビングの床面の続きでウッドデッキを設置する方法があり、リビングからの広がりでとても素敵だと思いますが、ウッドデッキの高さが庭の地面から約70cmとなって、何かしらの手立てを講じないと、人間もペットも庭との行き来が難しくなります。

選択肢は、階段かスロープということになりますが、ウッドデッキの規格品だと探した限りちょうど良い品物がありませんでした。

階段型ステップだと愛犬が使いやすいのか疑問ですし、独立型ステップといったものだと、あまり広くない庭スペースでの存在感が気になりました。

スロープだと、そもそもの設定が人間用になって勾配が緩く、50cm上がるのに約2.4mの長さが必要となります。それでも角度が約11.3°で車椅子だと厳しい傾斜といわれるほどのようです。

ちなみに、車椅子に適した傾斜にするなら、50cm上がるのに約6m以上が必要のようです。

金額面からもウッドデッキを検討していましたが、階段・スロープを含めて考えると、ちょうど良く庭に収まりきらなそうとなり、ウッドデッキは諦めました。

犬用のスロープをDIYで作っていらっしゃる方もいるようですが、DIYはスキルがないので放棄しています…。

 

そこで、規格品ではなく造作となるタイルデッキを選択することとなりました。

スロープを選択すると大きさの問題が出てくるので、タイルデッキの一部を階段にする方法に決めました。

タイルデッキの寸法ですが、幅450cm×奥行150cm×高さ52cmとなります。

貼っているタイルは、リビングの窓際のタイルスペースで使用しているものと同じにしており、「リビエラ エタニティ サンドブラウン 300角」です。

それで、階段部分としては、幅45cm×奥行き90cmで、高さ52cmを3段として、一段の高さが約17cmになっています。

これは、ミニチュアダックスフンドの愛犬の体型(脚の長さ)からして、上りやすく腰痛にならないように、幅や傾斜を考えた結果です。

ちなみに、このタイルデッキの金額ですが、約60万円でした。

 

実際の使い心地ですが、愛犬たちは窓を開けると、タイルデッキに降りて、そこから難なく階段部分を使って庭に降りたり、庭からタイルデッキに上ったりと使っている様子です。

人間も、上り下りに特に問題を感じないで使えています。

愛犬用のタイルデッキの一例として参考まで。