褥瘡、つまり【床ずれ】の事
今でもハッキリと覚えている
約22年前に見送った実母
かなり酷い褥瘡があり白装束を着せる前にガーゼとテープを当てた箇所が幾つもあった
それは
「どうしても家に帰る‼️」
と言い張った母だが寝たきり、しかも酸素チューブも必要だった
酸素チューブは借りて自宅に帰った
末期の癌で高齢でもあり手術も不可
輸血と点滴治療のみだったから病院側も【最期の望み】を受け容れてくれたのだろう
父と兄が居たけれど豆に身体を動かしたりはしていなかった、だろうと思われる
反対に病院で最期を迎えた実父
約9年前だが、母よりも長い入院だったが病院勤務の介護士さん方が2時間おきくらいに体位を変えて下さり褥瘡どころか綺麗な背中だった
今は病院で最期を迎える人が多いかも知れないが、仕事とは言え最低でも2人がかりで体位を変えてくださった介護士さん方には本当に感謝している
自宅で最期を迎える
理想かも知れないが実際には患者を世話する人が3人は必要ではないか?と思う
夜中の排泄物や他の要求に対処するにも仕事をしていながらは無理
もう1人いたとして負担は大きい
介護する側も体調不良の時もあるだろう
そう考えると理想は3人いた方が良いのではないか?
しかし現実は核家族化と言われて久しいし、介護するには相当な体力も知識も必要
『もしも…』
に備えて勉強している人はいるだろうか?
おそらく〖対岸の火事〗でピンと来ず、その場に直面して慌てるのが多いだろう
それも仕方ない…とも思う
プロに任せる、それも立派な選択肢
しかし現実は
「じゃあ老人ホームに」
と言っても何処も満杯状態
特別養護老人ホームになると条件も厳しく待機期間も長い
申し込んだとて入居出来るまでをどう過ごす?
決して先延ばしには出来ない問題である
親が老いて行くのは当然なのに、案外それを認めない子供も結構いる
自分だって歳を重ねているのだから《他人事》では無い事なのに…
今は介護手前の〖フレイル〗と言う症状もある
それこそ気軽に〖フレイルチェック〗に行ける様な世の中になって家族皆が少しでもしんどく無く過ごせる様になれたら良いのに…

