前回の更新(5月29日)から、34日後の2016年7月2日現在のインド菩提樹の様子です。
この1ヶ月間は、どの鉢植えも順調に生育してきました。
断幹苗
真横からの様子
2016年5月29日撮影 2016年7月2日撮影 樹高15cm
斜め上からの様子
2016年5月29日撮影 2016年7月2日撮影
5月末に確認できた新芽は、ほぼすべて順調に生育し、写真のように葉も大きくなり、樹形としてもまずまずの形態となりました。
今年は、もう剪定はせず、このまま各枝を伸長させようと思います。
昨年までの経験から、たぶん、この夏の間に、上部の枝の2~3本くらいが急激に伸長するのではないかと想定されます。
今秋、あるいは来春に、徒長した枝のみを剪定する予定でいます。
まあまあ、なんとか盆栽風に誘導できてきた感じではあります。
あと、どういうわけか、新芽に取り付いていたアブラムシは6月中旬以降はほぼ姿を消しました。理由はわかりません。
さし木苗
真横からの様子
2016年5月29日撮影 2016年7月2日撮影 樹高17.5cm
斜め上からの様子
2016年5月29日撮影 2016年7月2日撮影
こちらのさし木苗も順調に生育し、一応盆栽風になりました。
これも、今年はもう剪定せず、各枝を太らせる予定です。秋季あるいは来春に、徒長した枝のみを剪定予定です。
断幹苗、さし木苗ともに、ようやくなんとか「盆栽風」になってきました。
これからの管理法としては、
秋季あるいは来春に、著しく徒長した枝のみを剪定する。
ということのみを、毎年行っていくだけで良いのではないかと思っています。
こうして、各枝を太らせて、しっかりとした盆栽風鉢植えに誘導していこうと考えています。
さし木(2015年実施)
2016年5月29日撮影 2016年7月2日撮影 樹高(左から、19cm, 16.5cm, 10.5cm)
昨年、さし木を行って得られたさし木苗3つです。
こちらも順調に生育しています。頂芽のみでなく、幹の途中や下部からも新梢が発生してきました。
これらは、今年も剪定は行わず、幹を太らせる予定です。
2015年さし木苗3つのすべてに、脇芽が発生してきました。
すべて2016年7月2日撮影
これらさし木苗は、すべての苗で、幹の途中から側芽が発生してきました。いずれ、新たな枝になりそうです。
さし木苗(2016年実施)
2016年5月29日撮影 2016年7月2日撮影
2016年5月29日撮影 2016年7月2日撮影
さし穂は、どちらも発根していました。さし木はほぼ成功したようです。
2016年5月29日撮影 2016年7月2日撮影
2016年5月29日撮影 2016年7月2日撮影
こちらも、どちらのさし穂も発根しています。
この左側のさし穂は、5月29日現在ですでに発根していたものです。
これら4本のさし穂は、掘り出して写真撮影したあと、庭の土を少し混ぜた鹿沼土を用いて再び同じ鉢に戻しました。
これらは、いままで、玄関の内部の直射日光が当たらない場所に置いて、一日おきに散水だけしていました。
でも、ここまで発根しているので、今日(2016年7月2日)から、庭の直射日光の当たる場所に移動させました。
この4本は、今秋あるいは来春に、1本づつ別の鉢に移植する予定です。
これがきちんと活着すると、昨年のさし木苗と合わせて計7本のさし木苗を得ることになります。
やはり、インド菩提樹のさし木は簡単であることがわかりました。
なお、来週から、今秋まで海外渡航しますので、インド菩提樹の栽培記録のブログ掲載はしばらくお休みとなります。
よろしゅうにお頼申します。
では、今秋まで、ご機嫌よろしゅうに。