求められる経営後継者の「思想的血筋」 | さなじゅんオフィス

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真田君、一年後に会社を君に引き継ぐ

先代現役の社長からそう告げられる


私は、感謝と気持ちを新たにして緊張の面持ちになる
ただ今期1年間は高田君にリリーフするからその後だ

そう言えば今日、会社ですれ違って挨拶したあの男が高田ってネームプレート着けてたなあ〜
相手は挨拶しなかったけど、今、納得だ

いきなり眼の前の画面が変わり

ここはその会社だ
大きな岩をくり抜いたような場所に会社が有る

あちこちの机が散乱していて玄関出口には告知が貼られている
時期社長の名前だ
「高田一郎」

現役の社長が私に涙して言う
1年間は我慢してくれ
その後に君が引き継ぎ、会社運営を頼む

私は快く承諾して気を引き締めた
しばらくして会社の役員らしきスタッフが複数人会社の定時時刻にエレベーターを降りてやって来た

場面は現代的な大きなビルに様変わりしていた


その中にあの高田一郎もいた

今度は私にも会釈して、「時期社長然」と歩いている


先程のスタッフたちは、殆どが女性で、言葉が中国語だった

私もカタコトの中国語は話せるが、もっと勉強しておけば良かったと後悔した


中国語が出来れば、1年後の私の社長の座に全員から歓喜の拍手をされるのにと頭に描いていた


先の高田一郎の人事異動の告知には学歴や経歴は書かれていなかったが、おそらく誇れるプロフィールなのだろう


私は学歴や経歴に負けてはいけないと、言葉遣いや動きの細部まで決して手を抜かず、社長の話しに気を配った

こう言うパターンでは、他人の目は、社長の器であるのか試されていると思うからだ


さて、先程の会社運営スタッフらが集まる場所から垣間見える宴会準備に、高級宴席の料理が置かれていく


そこに、ぞろぞろと全員が入っていく
料理はお金持ちが食べるマグロや刺し身の豪華極まる海鮮料理のようだ

最後に入ろうとする社長に私は言う
「社長、私はまだ1年後の人事ですのでここは失礼します」

ここまでが私が試されているシチュエーションなのだろう
脳裏には母親らしき人の待つ田舎の家が見える
そう言えば、ここで共に食事をすれば、連絡もせず自宅の食事が準備されているのにと気になってもいた

これは今朝の「私の夢」


夢から覚めた私は思うのだが

会社後継者とは、学歴や経歴から蓄えられた教養が先代が求めている「血筋」に添うのかどうかだと


この人に託せる「経営センス」が一致してこその安心感だ
栃木県那須町の宝島さんの殺人事件
その原点を教えてくれた「私の夢」だった

母の日と重なって今は亡き母親も登場した「朝方の夢」


殺人支持者は、何故、店舗の経営権を託されなかったのかの「要因」が私の夢の中に有る