こんな偶然があるんだね。 | あるオバさんの平均的生活

あるオバさんの平均的生活

18歳の時、日本の女性の平均身長・体重が自分の数値と一致。それからオバさんになる歳まで平均的な人生を送ってきた。そんなオバさんの個性的に生きたいというあがき、「となりのトトロ」の「カンタのおばあちゃん」のようになりたい、と思っているオバさんのブログである。

ご訪問、ありがとうございます。

 

アラカンな私が、平均的な生活をずっと送ってきたので、この歳で少しでも個性的な生き方をしてみたいと、始めたブログです。

 

野菜の話が多いかと思います。詳細はプロフィールをご覧ください。

 

今年の1月から2月にかけて私の実家を片づけしました。

 

建って50年の家、10年ほど空き家になっており、ようやく売ろうという話になったためです。

 

買い手が見つかり、5月の終わり頃に引き渡しがなされました。

その時、古い家屋をどうするのか、という話になりました。

 

私は実家の地域から遠く離れた他県に嫁いでおり、すでに30年以上経っています。

 

なので、地域の業者さんとは全く縁がありません。

 

幸い買い手さんが不動産事業も営む会社に所属していたこともあり、古い家屋は買い手さんにお任せすることになりました。

亡父が写真が趣味ということもあって、片づけ時に大量の写真が出てきました。

 

処分かどうか判断するのが大変だったので、一旦、今住んでいる家に持って帰っております。

 

ようやく私の仕事が落ち着いたので、放り込んだままの写真を今月から片づけ始めました。

 

まあ、段ボール箱1箱ずつ片づけても週1日ペースだと3カ月くらいかかりそうな量です。

 

焦らず始めようと一番手前においてある段ボールから取りかかりました。

 

子ども達(亡父にとっては孫)の写真が出てきたかと思うと、亡父の20歳の頃の写真が出てきたり……とある意味、面白く片付けておりました。

 

ダンナの実家の棟上げの写真が出てきたので、写真を整理してアルバムに入れます。

 

ダンナの実家は20年くらい前に新しくしました。

 

その時の写真です。

その後、もう一つ、棟上げの写真が出てきました。

 

だだっ広い場所に平屋の家が建っている風景……

 

よーく見てみると私の実家でした。

 

当時は周りに家がなく、ちょっとした平地に家を建てている写真になっています。

 

今では前後左右家が建っていますが、当時はほとんど家がない状態でした。

 

こんな写真があったのか……

 

アングルがダンナの実家の時とほぼ同じなので、父が撮ったのだと思います。

 

ようやくすべての写真を見終わって保存するかどうか考えていた時、電話が鳴りました。

 

出てみると、私の実家の買い手が依頼した司法書士の方でした。

 

「家の取り壊しが完了しましたので、建物滅失登記を本日付けで行います」

 

ということ。

 

今、棟上げの写真を見ていたのに、現実ではその家は取り壊されて存在していないのです。

 

なんて偶然。

この写真を今日見ることになるなんて予想もしていなかったですし、こんな写真があることすら気づいていませんでした。

 

何となく亡父が「最後だから見ておきな」と言ったような気がします。

 

この絶妙なタイミングを体験でき、今日も幸せです。

 

今日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました照れ