春の菊だけど秋に植える春菊 | あるオバさんの平均的生活

あるオバさんの平均的生活

18歳の時、日本の女性の平均身長・体重が自分の数値と一致。それからオバさんになる歳まで平均的な人生を送ってきた。そんなオバさんの個性的に生きたいというあがき、「となりのトトロ」の「カンタのおばあちゃん」のようになりたい、と思っているオバさんのブログである。

ご訪問、ありがとうございます。

 

アラカンな私が、平均的な生活をずっと送ってきたので、この歳で少しでも個性的な生き方をしてみたいと、始めたブログです。

 

土日、姑の介護を兼ねて、今は亡き舅が耕していた畑で野菜作りをしてます。

 

貸農園とは違い、それなりの広さ。

 

でも、野菜を栽培して出荷するほどの広さはない、という中途半端な広さ。

 

私が個人事業主で収入が不安定なので、家庭での支出部分をまかなえたらと思い、年間の野菜を作ろうと考えたわけです。介護で毎週ダンナの実家に帰る必要もあるし、一石二鳥というわけです。

 

秋の植えつけで、今年は珍しく春菊のタネをまきました。

 

気が向いた時しかタネをまかないので、春菊はたまにしかできません。

 

嫌いなわけではなく、むしろ好きな野菜の一つです。

 

もともと臭い野菜は好きなのです。

 

……臭い野菜って語弊がありますが、要するに香りが少し強烈な野菜です。ネギやしそ、ショウガなど、いわゆる薬味・ハーブ系の野菜やセロリやパクチーなどの野菜を指します。春菊も十分香りが強い野菜だと思います。

 

こういった野菜は大好きなのです。

 

春菊もお鍋だけではなく茹でてゴマ醤油であえると美味しいです。秋冬のちょっとした一品になります。

ただ、地味ですよね。

 

あれば何かしら食べるけど、あえて欲しいとは思わない、っていう立場の野菜かな、と思っています。ダンナや家族の反応を見ると、そんな感触を受けます。「春菊? フーン……植えれば?」的な……

 

お鍋でも使うよね? と聞いても、「確かにちょっと緑っぽい葉っぱがあったような気がするけど、お鍋ではやっぱり白菜だよね」という返事。

 

ゴマ醤油和えの小鉢を出すとパクパク食べるクセに全く覚えていないダンナ……本当に可哀そうな春菊……

 

春菊の地位向上のために、ここはひと肌脱ぐか、という決意を固めたわけではないけれど、やっぱり冬場は春菊が食べたくなるので、タネをまいた次第です。

 

で、そのタネ。

 

本当に久しぶりにまくので、どんなタネだったのか、すっかり忘れていました。

 

タネは、丸っこいモノから楕円形のモノなど様々ある中で、春菊は少しイビツな形をしています。

 

秋のタネまき用にタネまき器を買ったのにえー

 

これじゃ、使えない……

 

タネまき器といっても、タネが少しずつポロポロと出てくる漏斗(ロウト)のようなヤツです。完全手動の数百円程度のモノです口笛

 

丸いタネしか使えない代物なんですニヤリ

 

まあ、丸いタネの野菜の方が多いので、仕方ありません。また、別の機会にタネまき器を使います。

 

春菊はその名の通りキク科の植物で菊の花のような花が咲きます。ただ、秋にまく時は時間が経っても花は咲きません。秋から冬を通り越して春になると花が咲きます。

 

春にまいた春菊は気を抜いているとすぐに花が咲くのに……えーん

 

春菊は大きく分けると2種類あります。「摘み取り型品種」と「株ごと収穫型品種」です。

 

「摘み取り型品種」は根っこまで引っこ抜かずに出てきた茎と葉っぱを10枚程度、ハサミで摘み取って収穫します。そうすると脇芽が出てきて、また収穫できるという品種です。

 

「株ごと収穫型品種」はある程度の大きさになったら根っこから引っこ抜いて収穫する品種です。

 

今までは「摘み取り型品種」だったのですが、今年は「株ごと収穫型品種」にしました。

 

私は土日しか畑に行けないので、「摘み取り型品種」だと大きくなり過ぎてしまうのです。結局、硬くなり過ぎて収穫できないまま、株だけドンドン大きくなって、菊の花が咲いて終わり……となってしまいます。

 

なので、今年は根っこから引っこ抜いて収穫することにしたのです。根っこを引っこ抜くので収穫したら終わりです。

 

お試しなので上手くいくかどうかはわかりません。

 

でも、いろいろ試してみて美味しい野菜が収穫できるととても嬉しいので、家庭菜園って辞められなくなるのだと思っています。

 

ワクワク感が止まりません爆  笑

 

春菊がうまく収穫できたら、またご報告しますね。

 

今日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました照れ