ライ麦パンの国 ドイツへの旅 vol.20 | 南フランスの田舎パン アヴェロンのブログ

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ヨーロッパの伝統パンにすっかり魂を抜かれてしまったパン屋の店主によるブログです

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Montag 8/8/94

朝8時20分の列車で、ウルムからミュンヘンへ向かいました。
朝早かったので、列車の中でうつらうつらしながら行きました。
ドナウ河の鉄橋を列車が渡るとき、妙に懐かしい気持ちになってしまい、ミュンヘンの駅に着くと、なぜかホッとしました。
駅の売店で朝日新聞を買い、日本のにおいを嗅ぎました。
そして、列車の中で書いた家族や友人宛の絵葉書をポストに入れました。
ホテルはスムーズに見つかりましたね。
昼食はエネルギー注入の意味で、300グラムのランプステーキとビールにしました。
肉はかなり硬くてアゴが疲れました。
でもビールが大変美味しくて、元気がもりもり出てきました。
ミュンヘンは大都会なので人がすごく多いけど、人ごみにいてもそんなには疲れませんでした。
この街はラウゲン・ブレッツェルの本場で、いたるところにブレッツェルを売るスタンドがあります。
独特の食感と味にすっかりハマってしまい、ミュンヘンではブレッツェルばかり食べました。
夜はビール会社直営の黒光りする大ホールで、ビールとコルドン ブルーの夕食でした。
もうビールのお風呂に浸かっているような気持ちになってきましたよ。
ミュンヘンには3日滞在することにしました。

写真はラウゲン・ブレッツェル(岩塩のブレッツェル)です。