スイス パンの旅 vol.26 | 南フランスの田舎パン アヴェロンのブログ

南フランスの田舎パン アヴェロンのブログ

ヨーロッパの伝統パンにすっかり魂を抜かれてしまったパン屋の店主によるブログです

南フランスの田舎パン アヴェロンのブログ-PH_962.jpg

南フランスの田舎パン アヴェロンのブログ-PH_964.jpg

南フランスの田舎パン アヴェロンのブログ-PH_975.jpg

南フランスの田舎パン アヴェロンのブログ-PH_976.jpg

95年8月3日(月)

今度はサンモリッツからサメダンに行くことにしました。
列車に乗ると、壁にアロワ・カリジェの版画がいくつも飾ってありました!
全部私が持っている絵本で見たことのある絵でしたが、本当にうれしくなりました。
明るい気持ちでサメダンに行けそうです。
さて、列車を降りてすぐのホテルで宿泊を断られたので、村の中に入っていくと、Weisses Kreuzという、おじいさんとおばあさんがやっているホテルがありました。
言葉はロマンシュ語でさっぱりわかりませんが、宿泊するだけなので何の問題もありません。
とにかく何もない村で、アルプスの少女ハイジに出てくるペーターみたいな若者が、列車にセントバーナードを連れて乗っていて、同じ駅で降りました。
スイスでは、自転車や犬も列車に乗せられるのです。
泊まったホテルはとても古く、私が泊まった部屋は屋根裏みたいなところでした。
古いけど、とても清潔でした。
夕食は村の生協でいろいろ食料を買ったので、部屋で食べることにしました。
サラミ・ソーセージ、地元のワイン、ヨーグルト、トマト、オレンジジュース、クールで買ったパン。
サメダンでは、少し山歩きもしました。
セーターがないとちょっと肌寒いですが、空気がとっても気持ち良かったです。

写真は列車のアロワ・カリジェの版画とホテルの部屋。
ホテルの部屋の壁には宗教画が飾ってありました。